WEBデザイナーがノーコードで稼ぐまでの4ステップ

「コーディングができないとWEBデザイナーは仕事にできない」と耳にしたことがあるかもしれません。

実は、コーディングができなくてもノーコードツールを使えば、コーディングができなくてもホームページが作れます。

今回はWEBデザイナーがノーコードでも案件受注するまでのステップや、おすすめのノーコードツールをご紹介します。

今回ご紹介するのは今まで4,000名以上の卒業生を見てきてわかった、誰でもノーコードで仕事を取る方法であり、実際に月収20万円以上達成した卒業生も1人ではありません。

本文では単価を2倍以上上げた卒業生の事例もご紹介しているので、これから案件獲得を目指している方の参考となるはずです。

コーディングがネックで動き出せていない方も、デザインを本格的に仕事にするなら、今回の内容を実践してください。

ノーコードを使えばプログラミングなしでWEBサイト制作ができる

WIXやペライチなどのノーコードでページを作れるツールがあるため、WEBデザイナーはコーディングを学ぶ必要はありません。バナーをドラック&ドロップするだけで普段目にするようなページを制作できます。

実際ノーコードツールを使って制作をしたことがありますが、画像さえ作れればランディングページが作れました。

ホームページやランディングページには、バナー以外にもボタンや申込フォームなど様々なパーツがありますが、ノーコードツールの中にそれらのパーツも用意されているので、パズル感覚で配置して遷移先のURLなど設定をするだけで完成します。

納品時は大きく分けて次の3つの方法でクライアントに共有可能です。

  • ノーコードツール上でリンクを作成してそのまま渡す
  • エクスポート機能を使ってHTML、CSS、JavaScriptファイルをダウンロードして納品する
  • サーバーに直接アップロードする(WordPressなどの場合)

いずれも細かいコーディングをする場面はないため、デザインさえできればページの作成はもちろん、納品まで完結させられます。

デザインができればノーコードで月収20万円以上稼げる

コーディングができなくても月収20万円以上を目指すことは十分可能です。

最初の実績作りや、初受注では1万円程度や場合によっては無料で請け負う可能性もあるかもしれませんが、クオリティの高い作品を作れれば単価を上げることは可能です。

受講生の中には、ノーコードツールのペライチを使ってLP制作で5万円から7〜8万円まで値上げをして最終的には平均月収50万円まで達成した卒業生やlp1本1万円から7〜8万円にあげても受注できるようになった卒業生もいるため、デザインスキルさえあれば月収20万円以上は可能です。

WEBデザイナーがノーコードで収入を得るのに必要なこと

ここからはWEBデザイナーがノーコードで収入を得るために必要なことを4ステップに分けてご紹介します。

デザインのルールとコツを学ぶ

ステップ1はデザインのルールとコツを学ぶことです。ノーコードでもホームページやランディングページは納品できますが、そのためにはクオリティの高いバナーが作れる必要があります。

クオリティの高いバナーとは見た人が思わずタップしたくなるようなバナーです。

そのようなバナーを作るには、以下のようなルールとコツが必要です。

  • こういうテーマのデザインにはこの色を使う
  • 文字を読みやすくするにはこういうデザインがいい

それを学ばずにツールの操作方法を身につけてもクライアントが期待するような売上向上につながるデザインを納品することができません。そのため、ツールの勉強は最低限にとどめてデザインの基礎を学ぶことにフォーカスしましょう。

実践を通してスキルを磨く

ステップ2はとにかく実践するのみです。ある程度デザインの基礎を学んだら、たくさん作品を作ってスキルを磨きましょう。

ルールやコツを学んでも、知っているのと作れるのは全く別です。

頭ではわかっているけど作って見るとなんか違う、これはデザイン初心者あるあるですが、たくさん作っていくうちに知っていることが作れるようになります。

そして、作れるようになったら時間も意識してみてください。実務案件では数日〜1週間で納期を提示されるケースが多く、一気に10以上渡されることもあります。

まずは作れるようになるのが最初ですが、そこからスピードも上げられるとよりリピートされやすくなります。

ポートフォリオを作る

次のステップはポートフォリオ作成です。どれだけスキルを磨いていてもそれを証明できるかできないかで、受注のハードルが大きく変わるからです。

WEBデザインの場合、客観的に実力やスキルレベルを評価できるのはあなたが作った作品です。今までどのような作品を作ってきたのか、どれくらいのクオリティのものを納品してくれるのか、これをみてあなたに依頼するかを決めます。

そして、ポートフォリオを作っているデザイナーは思っている以上に少ないです。弊社でもWEBデザイナーの採用活動を行なっていたとき、ポートフォリオを持ってきたのは100人中1人だけでした。

つまり、クラウドソーシングでは事情は異なるかもしれませんが、ポートフォリオを持っているだけで有利になりやすくなるのでポートフォリオは必ず作っておきましょう。そして、可能であれば応募する案件に応じて掲載作品を変えるなど、少し工夫するだけでさらに印象が良くなります。

ノーコードツールで制作可能な案件を受注する

ノーコードツールで案件受注できるクライアントに応募するのも得策です。

ポートフォリオを作るまででも十分ですが、クライアントの中にはノーコードツールを使って納品することに対して「本当に大丈夫なのか」と疑念を持っているケースもなくはありません。

ノーコードでもホームページやランディングページを作れることが証明、交渉できれば問題ありませんが、ノーコードOKのようなクライアントにだけ応募するのでも十分案件受注、収入を得ることは可能です。

また、クライアントにノーコードツールでもホームページやランディングページを作れる、ノーコードツールのメリットを伝えられるように準備しておくと受注できる案件の幅も広がります。

WEBデザイナー側のメリットは先ほどお伝えした通りですが、改めてクライアント側のメリットもまとめると下記の通りになります。

  

WEBデザイナー

クライアント

メリット

操作が簡単

画像を作るだけでHPが作れる

画像を差し替えたいときにすぐに変更できる

費用が安い

デメリット

多少操作に慣れる必要がある

複雑なコーディングはできない

この内容を押さえておくだけで交渉もしやすくなるため、整理しておきましょう。

初心者にオススメのノーコードツール3選

最後にオススメのノーコードツールを3つご紹介します。

それぞれ有名なツールですが、それぞれ使いやすい点、使いにくい点があるので自分に合ったものを選んだ使ってみてください。

  

WIX

ペライチ

STUDIO

機能の豊富さ

制作のしやすさ

制作の自由度

レスポンシブ対応

ブログ記事数

フォントの自由度

テンプレの多さ

WIX

ペライチの特徴は操作が簡単で、デザインさえできれば誰でもホームページやランディングページを作成できることです。

コマース、ブログ、SEO、予約管理、メンバーシップ機能など、多様な機能があるのでペライチだけでも十分なページを作成できます。

ただ、ドラック&ドロップで作成できる簡易さゆえに、バナーのでき次第で少し安っぽい作品になるリスクもあるため、十分デザインスキルを磨いておきたいです。

ペライチ

ペライチは特に操作が簡単なので、専門知識がなくても誰でもページが作成できます。動作も軽く閲覧速度も速いのでクライアントやユーザー目線でも嬉しい設計です。

他のノーコードツールと異なり日本市場向けの開発されたものなので、サポートも充実しており国内ユーザーにとって使いやすいです。

操作性が高い分、デザイン次第でチープな納品物にならないよう、デザインスキルを磨いておきましょう。

STUDIO

STUDIOは他のツールと異なりデザイン面で優れいており、モダンで美しいデザインのサイトを作成するのに向いています。WIXやペライチより高度なデザインを求めるならSTUDIOがおすすめです。

レスポンシブデザインへの調整も自動で最適化されるので、コードが分からなくてもユーザー目線に立ったページを作れます。

他にも共同編集ができるため、リアルタイムで複数人が同時に編集できる点もチームでの制作活動になった場合には嬉しい機能です。

まとめ

今回はWEBデザイナーがノーコードでも案件が取れるのか、ノーコードで収入を得るまでのステップを解説しました。

結論としては、デザインスキルがあれば案件受注や収入を得ることは十分可能で、ノーコードツールを使えばホームページやランディングページの納品も可能です。

そして、クオリティの作品を作れればノーコードでも単価を上げられるので、あなたの理想とする年収を目指せます。

今回の内容を参考に、デザインを始めている方もこれから始める方も案件獲得に向けてスタートしてみましょう。

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