WEBデザイナーで年収1000万を達成する具体的な2つの方法

WEBデザイナーで年収1000万は可能なのか。
このような疑問を持つ方は少なくないでしょう。

結論、フリーランスWEBデザイナーであれば年収1000万円を達成できます。

統計調査でフリーランスWEBデザイナーの10人に1人が月に100万円稼いでいると判明しており、年収1000万を達成している方が一定数いることがが伺えますし、実際私たち日本デザインスクールの卒業生でも年収1000万を達成されている方はいます。

とはいえ、年収1000万を達成できている方は多く見積もっても全フリーランスWEBデザイナーのたった10%。戦略なしで実現できるものではありません。

そこで、今回は日本デザインスクールを卒業し、実際に年収1000万円を達成したお2人の事例をもとに、年収1000万円を稼ぐ具体的な戦略をお伝えします。

お伝えする方法を実践していただければ年収1000万円も夢ではないので、参考にしてみてください。

WEBデザイナーで年収1000万円稼ぐ方法①:LP(ランディングページ)の専門家になる

WEBデザイナーで年収1000万円稼ぐ方法の1つ目は、LP(ランディング)の専門家になることです。

遠藤さんが日本デザインスクール卒業後に実際にされたことをもとに、どのように年収1000万円を達成するかお伝えしていきますね。

ステップ1:LP(ランディングページ)を作れるようにスキルを磨く

まずはLP(ランディングページ)の専門家になるため、LPの制作スキルを磨きましょう。

LPとは商品やサービスを売るために用いられる縦長のページです。化粧品や健康食品の販売促進、セミナーの集客など様々なものに使われます。

LPの良し悪しで売上が大きく変化するため、起業家や経営者は数十万のお金を出してLPを作ります。

LPが作れるようになれば、高単価で仕事が取れるようになるため、まずはLP制作スキルを磨きましょう。

ただし、LPは制作難易度が高いです。初心者がいきなり作れるようになるものではないため、バナー、ホームページ、LPと順を追って学んでいくことをおすすめします。

ステップ2:経営者に出会えるコミュニティにいく

LPが作れるようになったら、経営者に出会えるコミュニティに入りましょう。

現在、多くの経営者・起業家がWEB上で集客をしています。そのため、集客上で必要になるものを作れるWEBデザイナーの需要は高く、案件を得やすいのです。

また、経営者・個人事業主は決裁権を持っているため、単価の高い案件を得られやすいのも大きなメリットです。

現に、年収1000万円を達成した遠藤さんも起業塾や経営者交流会などに赴き、経営者の方から案件を受注していたそうです。

ステップ3:実績となるLP3本ができるまでは低単価(無料)を受ける

経営者や起業家と出会える機会を作れたら、モニター価格として、低単価(無料で請け負うのが無難)でLP制作を請け負いましょう。

経営者からお金をもらってLPを(ランディングページ)を受注するには、クオリティの高いLPが作れるという実績が必要です。

そのため、最初は低単価(無料)でもLP制作の受注を受けて、クライアントに見せられる実績を作ることに集中しましょう(安く受注する代わりに実績掲載の許可をもらいましょう)。

遠藤さんの場合、LPの制作実績が3つできるまでは、低単価(無料)で案件を受けたそうです。

何本作るかは人によりますが、最低でもLPを3本作るまでは低単価(無料)で案件を受注することをおすすめします。

ステップ4:単価を20万に設定して月5本LPを受注する

低単価(無料)の案件で実績を作れたら、その実績をもとに有料で経営者や起業家からLPを受注しましょう。

単価の設定は自由ですが、遠藤さんの場合、単価をだいたい1本20万に設定。クライアントによって単価が15万円や50万円になる場合もあったそうですが、月5本作れば月収100万円稼げたそうです。

遠藤さん曰く、案件受注のポイントは、LPの専門家として仕事をすること。あえてバナーやホームページを作れるとはいわず、LPに特化したことで他のWEBデザイナーと差別化したのが功を奏したそうです。

WEBデザイナーで年収1000万円稼ぐ方法②:起業家の右腕になる by齋藤さん

WEBデザイナーで年収1000万円稼ぐ方法として、WEBデザインからはじめて起業家の右腕になるというものもあります。

こちらは未経験からWEBデザイナーになり、独立10ヶ月で月収428万を達成した齋藤さんが実践した方法です。ここからは齋藤さんが実践した「起業家の右腕になる」戦略をご紹介します。

ステップ1:デザインスキルをマーケティングスキルを身につける

起業家の右腕になる戦略を取る場合、まずはデザインスキルとマーケティングスキルを身につけます。

デザインスキルは主に、バナーやYouTubeのサムネイル、LINEのリッチメニュー、ホームページを作れるようになると良いでしょう。LPのスキルもあればなお良しですが、なくても大丈夫です。

マーケティングスキルには広告運用、SEO、SNS(Instagram、X、YouTube、LINE)運用がありますが、起業家からの需要が多いSNS運用のスキルを身につけるのがおすすめです。

齋藤さんもWEBデザインスキルを身につけると同時に、YouTubeの運営スキルやLINEの構築スキルを身につけたそうです。

ステップ2:ビジネスOKのオンラインサロンに10個入る

まずはビジネスOKのオンラインサロンに10個入りましょう。

ビジネスOKのオンラインサロンには経営者や起業家が多くいます。そういった方々は常に優秀なWEBデザイナーを求めているので、仲良くなる中で仕事の依頼を受注することができます。

実際、齋藤さんは当時10個のオンラインサロンに入会しており、サロンのメンバーと関係値が深まってきたところが一気に案件の依頼がきたそうです。

オンラインサロンの中には、無料のところもあれば月額1万円の会費を支払うところもあり、齋藤さんは「高いオンラインサロンの方が大きい案件をもらえるので、最低1万円以上のオンラインサロンに入った方が良いと思います」とおっしゃっていました。

ステップ3:WEBデザイン案件をコツコツこなし信頼を築く

オンラインサロンで関係性が出来て仕事を依頼されるようになったら、まずは低単価のものからコツコツと案件を受注していき、クライアントとの信頼関係を築いていきます。

駆け出しのWEBデザイナーの場合、最初は数千円のバナーやサムネイル、もしくは名刺などを依頼されることがほとんどです。

しかし、そういった細かな案件を1つ1つ丁寧にこなしていくことで、クライアントから信頼されホームページやLP(ランディングページ)といった単価の高い案件を得られるようになります。

齋藤さんも最初の案件は、YouTubeのサムネイルで単価は1000円だったそうです。

ステップ4:デザインとマーケティングを掛け合わせて起業家の右腕になる

WEBデザイン案件をコツコツこなし信頼を築けたら、デザインとマーケティングを組み合わせて起業家の右腕を目指しましょう。

起業家は事業を大きくしていくうえで何かしらの方法で集客します。しかし、実際には上手くいっていない人も少なくありません。

そのため、マーケティングもしていることを伝えれば、デザインを入り口としてマーケティングコンサルとして依頼を受けることが出来ます。

実際、齋藤さんもデザイン、マーケティングコンサル、LINE構築をパッケージとして販売し、月に428万円稼いだそうです。

まとめ

今回は年収1000万を達成したお2人の事例をもとに、WEBデザイナーとして年収1000万円稼ぐ具体的な方法をお伝えしました。

もう一度、お2人のステップをまとめると以下のようになります。

①LP(ランディングページ)の専門家になる戦略

  • LP(ランディングページ)を作れるようにスキルを磨く
  • 経営者に出会えるコミュニティにいく
  • 実績となるLP3本ができるまでは低単価(無料)を受ける
  • 単価を20万に設定して月5本LPを受注する

②起業家の右腕になる戦略

  • デザインスキルをマーケティングスキルを身につける
  • ビジネスOKのオンラインサロンに10個入る
  • WEBデザイン案件をコツコツこなし信頼を築く
  • デザインとマーケティングを掛け合わせて起業家の右腕になる

もちろん、これらは事例ですので、同じ方法をして必ず年収1000万円達成できるわけではありません。

しかし、フリーランスとしてガッツリ稼ぐ方法として、参考にできるのは間違いありません。ぜひ、本記事でお伝えしたことを参考に、年収1000万円を目指してくださいね。