「WEBデザイナーとして派遣で働くのはどうなんだろう?」
「スキルにまだ不安があるけど、派遣なら学びながら経験を積める?」
「派遣って正社員と比べてどんなメリット・デメリットがあるの?」
こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
WEBデザイナーの働き方には、正社員・派遣・フリーランス・副業など、さまざまな選択肢があります。
派遣はその中のひとつですが、「スキル不足だからとりあえず派遣を選ぶ」というのは、必ずしもベストな選択とは言えません。
基本的に派遣は「スキルを教えてもらう場所」ではなく、「即戦力として働く場」です。
もし「派遣先で学びながらスキルを磨こう」と考えているなら、少し視野を広げてみることが必要です。
派遣という選択肢が自分に合っているのか、それとも他にもっと適したキャリアの道があるのかを知ることで、より納得のいく働き方を選ぶことができます。
この記事では、WEBデザイナーにとっての「派遣」という選択肢について、詳しく解説していきます。
<この記事でわかること>
- WEBデザイナーとして派遣で働くメリット・デメリット/正社員との比較
- 派遣WEBデザイナーの仕事内容
- 派遣から正社員になるためのポイント
- WEBデザイナーにおすすめの派遣会社と選び方
あなたにとって最適なキャリアを考えるヒントにしてください。
目次
派遣で働くメリット・デメリットって?正社員WEBデザイナーとの比較表
派遣WEBデザイナーは正社員とどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、派遣で働くメリットとデメリット、さらには正社員との収入の違いについて詳しく解説していきます。
あなたにとって派遣が最適な働き方なのか、考える際の参考にしてください。
派遣のメリット・デメリット 正社員WEBデザイナーとの比較表
派遣社員と正社員の特徴を8つの項目で比較してみました。
メリット・デメリットを整理してみましょう。
<派遣と正社員のメリット・デメリット比較表>
項目 | 派遣社員 | 正社員 |
採用のハードル | 〇 低い | △ 高い |
働き方の自由度 | 〇 高い | △ 低い |
残業 | 〇 少ない | △ 多め |
スキルアップ | △ 難しい | 〇 可能 |
収入 | △ 時給制 | 〇 月給制 |
昇給・ボーナス | ✖ なし | 〇 あり |
業務の範囲 | △ 限られる | 〇 広い |
キャリアの安定性 | △ 低い | 〇 高い |
派遣社員と正社員では働き方やキャリアの積み方に大きな違いがあります。
メリット・デメリットは、あなたがWEBデザイナーとして働いていくうえで何を優先したいかによって変わってきます。
働き方の選択をする際に、自分のなりたい将来像をイメージしておきましょう。
派遣社員と正社員の給与比較
派遣WEBデザイナーの収入事情も気になるところです。
一般的な正社員デザイナーの収入と比較してみましょう。
<派遣と正社員の給与の違い>
項目 | 派遣 | 正社員 |
給与形態 | 時給制 | 月給制 + ボーナス |
年収の目安 | 300万〜400万円 | 350万〜600万円 |
平均時給/月給 | 約1,500円〜2,500円 | 月給20万〜50万円 |
ボーナス | なし | あり(年2回が一般的) |
残業代 | あり | あり |
参考:
求人ボックス 給与ナビ:「Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」
厚生労働省 Jobtag:「Webデザイナー」
派遣の給与は時給制のため、働いた分だけ確実に支払われるのが特徴です。
そのため、残業をすればその分収入が増えるというメリットもあります。
しかしほとんどの場合ボーナスや昇給がないため、長期的な収入を考えれば正社員の方が有利になります。
<派遣で高収入を狙う方法>
派遣で収入を重視するなら、以下のような求人を探してみましょう。
- スキルや専門性が求められる求人(UI/UXデザインなど)
- 勤務先が大手企業の求人
- 「残業あり」の求人
派遣社員の時給はスキルや専門性が高くなるほど高くなります。
(UI/UXデザインのスキルがあると時給が4,000円を超えることも)
今はまだスキルに不安があるという方は、自己学習でスキルを磨き、自分の市場価値を上げていく必要があります。
大手企業の時給は、比較的高い傾向にあるので意識して探してみましょう。
「勤務時間が長くても構わない」「とりあえず派遣で稼ぎたい」という方は、残業ありきの求人に応募するのも手です。
「必ず残業代が支払われる」「時給なので残業代が明瞭」という派遣のメリットが活かせます。
派遣WEBデザイナーの仕事内容・業務範囲
派遣WEBデザイナーは実際にどんな業務を担当するのでしょうか。
WEBデザイナーと一口に言っても、業務内容は企業やプロジェクトによって異なります。
特に派遣の場合、担当する業務範囲は派遣先によって大きく変わるため、事前にどんな仕事を任されるのかを確認しておくことが重要です。
ここでは、派遣WEBデザイナーの一般的な仕事内容と、正社員との業務範囲の違いについて解説していきます。
派遣WEBデザイナーが担当する主な業務
派遣のWEBデザイナーが担当する仕事は、基本的に企業のWEB制作や運用のサポート業務が中心です。
デザインやコーディングのサポート業務がメインですが、事務作業などのサポート業務が含まれる場合もあります。
デザイン制作に携われたとしても、派遣社員はディレクターの指示書通りの制作に留まることが多いです。
コーディング業務に関しては、ゼロからWEBサイトを構築するケースは少なく、決められたフォーマットでの修正・更新が中心です。
デザインスキルよりも正確さやスピードが重視されるので、「デザインスキルを活かしたい!」と考えている人にとっては物足りないかもしれません。
求人に応募する際に、「やりたい仕事」とのミスマッチが起きないよう注意しましょう。
派遣社員と正社員の業務範囲の違い
100件ほど求人内容をリサーチした結果、派遣WEBデザイナーと正社員WEBデザイナーには以下のような業務内容の違いがありました。
派遣WEBデザイナーの業務範囲 | 正社員WEBデザイナーの業務範囲 |
<主な業務例>
| <主な業務例>
|
<特徴>
| <特徴>
|
派遣社員は、正社員がコア業務に集中するためのサポート役を期待されます。
手が足りないときの助っ人として派遣されることも少なくありません。
正社員が持つような裁量権が派遣社員にはないため、業務範囲が限定されることが多く、クリエイティブな仕事をするチャンスは少ないでしょう。
その分、責任や仕事量は正社員より少なく、働き方の融通が利く点は派遣社員の特権といえます。
派遣社員から正社員になる3つのルート
WEBデザイナーは専門職だからこそ、スキルがあれば正社員になることも可能です。
派遣社員から正社員になる道は、大きく分けて3つあります。
それぞれの特徴を押さえて、自分に合った方法を選びましょう。
- 紹介予定派遣で働く
- 派遣先企業で正社員登用される
- スキルアップして転職活動をする
紹介予定派遣で働く
紹介予定派遣は、正社員登用や直接雇用における試用期間という位置づけです。
最初は派遣社員として働き、一定期間(3〜6ヶ月)後に正社員として直接雇用される可能性がある仕組みです。
<メリット>
- 正社員を前提とした派遣なので、企業側も長期雇用を視野に入れている
- 働きながら企業の雰囲気を確認できる(ミスマッチを防げる)
- 派遣期間中に実力をアピールすれば、正社員登用の可能性が高まる
<デメリット>
- 正社員になれる保証はない(企業側の判断次第)
- 派遣期間が終了後、正社員登用されなかった場合は別の仕事を探す必要がある
派遣からスタートし、正社員を目指したい方におすすめの選択肢です。
派遣先企業で正社員登用される
派遣先の企業で直接雇用(正社員)に切り替わるケースもあります。
特に人手不足の企業や、優秀な人材を確保しようとしている企業は社員登用されやすいのでチャンス。
実際に働いているうちに目標が見つかり、「ここで正社員として働きたい!」と感じたら、派遣先企業に正社員登用の可能性があるかを確認してみましょう。
<企業が「正社員にしたい」と思う派遣社員の特徴>
- スキルがあり、業務に積極的に取り組んでいる
- 他の社員と協力しながら働ける
- 会社の方針に柔軟に対応できる
- 継続的に働く意志がある
< 正社員登用のチャンスがある企業の特徴>
- 人材不足の企業(WEB制作会社など)
- 派遣社員の正社員登用実績がある企業
- 社内でキャリアアップのチャンスがある企業
スキルアップして転職活動をする
派遣社員として働きながら、スキルを身につけて転職活動を進める方法もあります。
未経験から派遣で経験を積み、転職で正社員になる方もいます。
ただし、「派遣先でいちから教えてもらおう」という姿勢だとスキルアップは難しいと心得ておきましょう。
自己学習の時間を取り、コツコツと学びながら派遣先で実務に取り組むと、転職までにスキルと経験という強みが揃います。
< 正社員転職を成功させるポイント>
- 派遣先の経験だけでなく、自己学習でスキルアップする
- デザインスキルを磨き、専門性を高める
- WEBデザインに付随するコーディングなどのスキルも習得する
- ポートフォリオを充実させる(制作物をまとめておく)
- 転職活動を並行して進める(派遣の仕事と両立)
WEBデザイナーとして派遣社員から正社員になるためにすべきこと
派遣から正社員になるには、派遣先選びや転職活動に向けた準備が重要です。
正社員を目指すうえで必要なことを4つ挙げましたので詳しく解説していきます。
- デザインの実務経験が積める仕事内容を選ぶ
- 将来的に直接雇用となる可能性のある派遣先を選ぶ
- 実務経験を積みながらポートフォリオのクオリティを上げる
- 派遣期間中に転職活動を並行して始める
デザインの実務経験が積める仕事内容を選ぶ
正社員を目指すなら、派遣先での仕事内容は重要です。
派遣社員はサポート的な業務が主ですが、求人に「カスタマーサポート/WEB制作」や「WEB制作/一般事務・OA事務」など、WEBデザイン以外の業務の記載がある場合は要注意。
蓋を開けてみたら「コールセンターでの業務がほとんどだった」というケースもあります。
デザイン業務に携われる派遣先を選びましょう。
たとえ指示書通りの制作でも、指示書の意図を考えることも学びになります。
デザインツールも触っているうちに使いこなせるようになっていくはず。
WEBデザインの自己学習と並行しながら実務経験を積むことが、正社員転職の成功につながります。
将来的に「直接雇用」となる可能性のある派遣先を選ぶ
前にもお伝えしたように、正社員登用を前提にした派遣(紹介予定派遣)で働くというのが最も着実な道ですが、紹介予定派遣でなくても、正社員登用の可能性がある企業を選ぶのもひとつの方法です。
<求人選びのポイント>
- 「正社員登用あり」の求人を選ぶ
- 過去に正社員登用の実績があるかを確認する
- WEBデザイン業界に強い派遣会社に相談するのもおすすめ
実務経験を積みながらポートフォリオを充実させる
WEBデザイナーの転職にポートフォリオ(自分の作品集/制作実績)は欠かせません。
派遣の仕事で制作したデザインがあれば実績としてまとめておきます。
派遣先で作品を作る機会がなければ、自分で作品やWEBサイトを作成し、ポートフォリオを充実させていくことに注力しましょう。
作品数を増やすよりもひとつひとつのクオリティを上げることが評価の上がるポイントです。
< ポートフォリオに記載すべき項目>
- プロフィール
- 制作物のコンセプト
- 作品の解説や工夫点
- 使用ツールやスキル
派遣社員として働いている期間中にポートフォリオを強化するのが転職成功のカギです。
▼ポートフォリオ作成のコツをこちらの動画で紹介しています。
【WEBデザイン】初心者でもこのポートフォリオで即採用!一瞬で仕事が取れるコツ大公開
派遣期間中に転職活動を並行して進める
派遣は契約期間が決まっているので、先を見据えて転職活動を始めやすいといえます。
契約期間の満了に向けて転職活動を並行して進めましょう。
<転職活動の進め方>
- 仕事をしながら転職サイトに登録する
- スキルアップしながら求人をチェックする
- 正社員登用の可能性が低いと感じたら、早めに動
WEBデザイナーとして派遣で働くのが向いている人の特徴
派遣社員から正社員への道のりを紹介してきましたが、あえて派遣を選ぶデザイナーもいます。
派遣という働き方が向いているのはどんな人なのでしょうか。
向いている人の特徴を紹介していきますので、あなたの理想とするWEBデザイナーのキャリアと照らし合わせて検討してみてください。
<派遣が向いている人の特徴>
- ワークライフバランスを重視したい人
- 短期間で様々な現場を経験したい人
- 正社員への転職を視野に入れて派遣で経験を積みたい人
- フリーランス業と並行して収入の柱がもう一つ欲しい人
ワークライフバランスを重視したい人
プライベートを重視するなら派遣は魅力的な選択肢です。
「プライベートの時間も大切にしたい」「残業はできるだけ少なく、定時で帰りたい」という方も多いでしょう。
仕事と子育ての両立など、出勤日数や勤務時間を抑える必要がある場合にもおすすめです。
<ワークライフバランスが優先できる理由>
- 基本的に残業がない
- 出勤日数や勤務時間を自分で選べる
短期間でさまざま現場を経験したい人
派遣は契約期間が決まっているため、短期間で複数の企業を経験することが可能です。
「いろいろな業界・企業で経験を積みたい」「自分に合う職場を試しながら見つけたい」
<短期間で 職場を変わるメリット>
- 契約更新のタイミングごとに環境を一新できる
- さまざまな企業のデザイン案件に関われる
正社員としての転職を視野に入れながら経験を積みたい人
派遣は正社員へのステップとして活用できます。
「いきなり正社員は不安。職場に慣れてから正社員になりたい」「実務経験を積みながら、転職の準備をしたい」という場合にはちょうど良い選択肢です。
<派遣が正社員へのステップになる理由>
- 正社員より採用のハードルが低い
- 実務経験を積んで、転職活動をする際の強みを作れる
- 派遣先で正社員登用される可能性もある
- 紹介予定派遣という働き方もある
フリーランス業が安定するまで、ほかに収入の柱が欲しい人
「いきなりフリーランスだけでやっていくのは不安」という場合は、派遣で働きながら準備をするのもアリです。
フリーランス業が軌道に乗るまで、一定の収入を確保する手段として派遣と両立するのもいいでしょう。
<フリーランス業と両立しやすい理由とメリット>
- 週3〜4日勤務の案件もある(フリーランスとの両立が可能)
- 収入の柱を増やせる(安定した収入源を確保できる)
- 制作現場での経験がフリーランス業にも活かせる
- フリーランスに不可欠な人脈作りに役立つ
WEBデザイナーに強い派遣会社の選び方
派遣で働く場合、どの派遣会社を選ぶかが重要です。
派遣会社によって紹介される求人やサポート体制が異なります。
希望の条件で働くためには、WEBデザイナーの派遣に強い会社を選ぶようにしましょう。
以下4つのポイントを重視して選ぶのがコツです。
- WEBデザイナー向けの求人が豊富
- サポート体制が整っている(キャリア相談・スキルアップ支援あり)
- 実際に派遣された人の口コミ・評判が良い
- 担当者がWEB業界やWEBスキルをよく理解している
WEBデザイナー向けの求人が豊富
IT・クリエイティブ業界に特化した派遣会社を選ぶのがおすすめです。
クリエイティブ系専門の派遣会社なら、デザイン業務に特化した案件が豊富なので、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
<チェックポイント>
- 公式サイトの職種検索欄にWEBデザイナーやWEBクリエイターの記載がある
- WEBデザイナー向けの求人が豊富に掲載されている
- 過去にWEBデザイナーの派遣実績がある
サポート体制が整っている(キャリア相談・スキルアップ支援あり)
派遣社員として働く場合、就業後のフォロー体制が整っているかどうかも重要なポイントです。キャリア相談やスキルアップ支援をおこなっているところもあります。
サポートが手厚い派遣会社であれば安心して働けます。
<チェックポイント>
- 派遣先での悩みを相談できる担当者がいる
- キャリアアドバイザーによる定期的な面談がある
- スキルアップ支援(研修・勉強会・資格取得サポートなど)がある
実際に派遣された人の口コミ・評判が良い
派遣会社を選ぶ際には、実際に利用した人の口コミや評判をチェックしておきましょう。
派遣会社の公式サイトには良いことばかり書かれているため、実際の利用者の声を参考にするのがポイントです。
<チェックポイント>
- Google検索で「派遣会社名 + 口コミ」で調べる
- X(Twitter)や口コミサイトで評判を調べる
- 実際に派遣された人のブログや体験談を読む
担当者がWEB業界やWEBスキルをよく理解している
派遣会社を利用すると、専任の担当者が付きます。
担当者の知識や対応力は、あなたの派遣先選びや就業後の働きやすさに大きく影響するため、WEB業界を理解している担当者がいるかどうかもチェックポイントになります。
もし、担当者がWEBデザインについて詳しくなさそうな場合は、担当者を変更してもらうか、別の派遣会社を検討すべきです。
<チェックポイント>
- WEBデザインの仕事やスキルについて詳しい
- 派遣先企業の業務内容をしっかり把握している
- 「この求人はあなたに合っている」と適切なアドバイスができる
WEBデザイナーにおすすめの派遣会社4選
派遣WEBデザイナーの求人を扱うおすすめの派遣会社を4つ紹介します。
- パーソルクロステクノロジー
- type IT派遣
- テンプスタッフ
- マイナビスタッフ
パーソルクロステクノロジー(IT・エンジニア系専門)
<特徴>
- IT・クリエイティブ職に特化した派遣会社で、WEBデザイナー向けの案件が豊富
- 大手企業や有名企業のWEB制作案件も取り扱っている
- キャリアアップのための研修・スキルアップ支援制度が整っている
<おすすめポイント>
- デザイン・コーディング両方のスキルを活かせる案件が多い
- IT業界・WEB業界に強い派遣会社なので、クリエイティブ案件が豊富
- 福利厚生が充実しており、社会保険や有給休暇制度も完備
公式サイト:パーソルクロステクノロジー
type IT派遣(IT・クリエイティブ業界専門)
<特徴>
- IT・WEB業界専門の派遣サービスを提供
- クリエイティブ職の求人も多く、デザイナー案件が充実
- 専門知識を持つ担当者が、スキルや希望に合った案件を紹介
<おすすめポイント>
- IT・WEB業界特化で、専門性の高い仕事を紹介してもらえる
- 高時給の求人も扱っており、スキルがあるほど好条件の案件に出会える
- WEB業界専任のコーディネーターがいるので、的確なサポートが受けられる
公式サイト:type IT派遣
テンプスタッフ(幅広い業界に対応)
< 特徴>
- 業界最大手の派遣会社で、クリエイティブ業界の求人も豊富
- WEBデザインやDTPデザイン、WEBサイト運営補助などの案件が多い
- 全国に拠点があるため、地方の求人も見つけやすい
<おすすめポイント>
- WEBデザイナー未経験者向けの案件もある
- 大手派遣会社ならではの安心感と充実した福利厚生
- 運営歴が長く、求人の数・種類が圧倒的に多い
公式サイト:テンプスタッフ
マイナビスタッフ(マイナビが運営する派遣サービス)
< 特徴>
- 事務職とクリエイティブ職の派遣専門で、デザイナー向け求人を多数保有
- クリエイティブ派遣のパイオニアとして企業の信頼を得ている
- 各種保険の加⼊、有給休暇の取得、教育訓練など各種サポートが受けられる
<おすすめポイント>
- 「入職時研修」「年次研修」など研修が充実している
- キャリアアドバイザーによる転職支援が受けられる
- クリエイティブ専門のコーディネーターのアドバイスが受けられる
公式サイト:マイナビスタッフ
今回ご紹介した4つの派遣会社は、WEBデザイナー向けの求人が豊富でサポート体制もしっかりしているため、安心して登録できます。
特に、「スキルを活かして派遣で働きたい」 または 「派遣から正社員を目指したい」 と考えている方は、まずは2〜3社に登録して比較してみるのがおすすめです。
ワークライフバランスを重視するなら派遣以外の選択肢も押さえておこう
「自由な働き方をしたい」と考えているなら、派遣以外にも選択肢があることを知っておきましょう。
働く場所や時間、仕事量など、派遣社員よりも柔軟な働き方が可能なのがフリーランスです。
<フリーランスの特徴>
- 仕事量の調整をしやすい
- 働く時間・場所を自由に決められる
- スキル次第で、正社員よりも稼げることもある
WEB業界でフリーランスのWEBデザイナーは珍しくありません。
例えばこのメディアを運営している日本デザインに派遣社員はおらず、信頼できるフリーランスデザイナーに業務委託という形で仕事を依頼しています。長いお付き合いのデザイナーさんもたくさんいます。
一方で一般の事業会社では、デザイナーとの繋がりがないため、派遣会社を利用するケースが多いのです。
ただ、そのような場では派遣デザイナーが苦労したという声もあります。
<派遣先がWEB関連の業務に不慣れな事業会社だった場合>
- WEBディレクターが不在で、デザイン業務を理解していない担当者から無理難題を押し付けられることがある
- デザインスキルをきちんと評価してもらえず、やりがいを感じにくい
派遣で働くことにはメリットもデメリットもあります。
自由な働き方やより多くのチャンスを求めている方は、フリーランスという働き方を検討してみるのもおすすめです。
弊社のように派遣ではなくフリーランスのデザイナーに業務を委託している制作会社は少なくありません。
選択肢を早々に派遣に絞ってしまうことで、可能性を狭めてしまうのはもったいないようにも思います。
視野を広げ、ライフステージに合った働き方を選びながらキャリアを築いていきましょう。
まとめ:派遣は選択肢のひとつ。あなたに合った働き方を見つけよう!
「WEBデザイナーとして派遣で働くってどうなんだろう」
この記事では、そんな疑問に答えるために派遣WEBデザイナーの働き方について解説してきました。
メリット・デメリットは何を重視するかによって捉え方が変わってきます。あなたにとってベストな選択を考えていきましょう。
あなたが選ぶべき道は?
- ワークライフバランスを重視したいなら → 派遣
- 安定した収入やキャリアアップを目指すなら → 正社員
- 専門性を高めて自由な働き方をしたいなら → フリーランス
WEBデザイナーとしてどのように働きたいか明確になったら、必要なスキルを習得しましょう。
スキルがあれば働き方の選択肢が広がるのがWEBデザイナーのいいところ。
「派遣」もその選択肢のひとつと捉えて、自分のライフステージやライフスタイル、目的に合わせて、柔軟に働き方を選びましょう。
