WEBデザイナーに起こりうる最悪な末路を避けるために知っておく6つのべきこと

私は、WEBデザインスクール運営会社で働いており、年間400人以上のWEBデザイナーの卵たちと接し、話を聞いています。

ですが、正直なところ…

「広告が夢を見せすぎかも」
「WEBデザイン業界、正直そんなに甘くはないぞ」

と思っているのが本音です。

実際に、「WEBデザインスクールに何十万も払ったのに何も身に付かなかった」という声も多く耳にします。

そこでこの記事では、「WEBデザイナーの末路」をテーマにWEBデザインスクールで学んだのに上手くいかなかった人たちのリアルな事例や、多くの人がそのような「末路」を辿ってしまう本当の原因について徹底解説していきます。

お金も時間も無駄にしたくない、という方は、この記事に5分だけ時間を使って、読んでいただけたら嬉しいです。

【これがリアル】WEBデザイナーを目指した人の末路…

WEBデザイナーを目指した先にはどんな末路が待っているのか、さっそくご紹介していきます。

学生ローンで大失敗した加藤さんのお話

大学時代、「周りと同じように就活をして会社員になるのは嫌だ」と感じ、50万円かけてWEBデザインスクールに通ったという加藤さん。

スクールの受講料50万円のことは親にも相談できず、学生ローン(ほぼ闇金!?)に手を出して、今後の人生のためにと受講を決意しました。

しかし…。

そのスクールで実際に学べたのは

  • HTML

  • CSS
  • JavaScript
  • WordPress

など。

この内容は悪いわけではないですが、内容は全てプログラミングの一種。

加藤さんのお話が、大学生向けに流行っている勧誘、闇金の話に似ていて心配になり、調べて手紙を送ってくれたそうです。

騙され、闇金に手を出し、親に心配をかけたにもかかわらず、大したスキルは身に付かなかった。というのが、WEBデザイナーを目指したとある大学生の1つの末路です。

加藤さんのお話はこちらの動画から詳しく見ることができるので、ぜひご覧ください。

ネットで話題!リアルな失敗ストーリー

続いて、ネットで話題になっているとある有名な失敗ストーリーをご紹介します。

それが、未経験から100話でキラキラWEBデザイナーを諦めるかけだしちゃん」。

エッセイ&漫画家のかけだしちゃん(https://twitter.com/kakedashi_chan)自身がWEBデザイナーに興味をもった背景から、最終的に「キラキラWEBデザイナー」を諦めることになるまでの2年間が超絶リアルに描かれています。

「副業でおすすめ」「未経験でもできる」「月30万も狙える」などの言葉に惹かれ、WEBデザインの学習をスタートさせたかけだしちゃんは、SNSで「スキルをつけるならやっぱりスクールに通うべし」という声を多数見かけ、スクールに行くことを決意しました。

エンジニアをやっている友人はカリキュラムや指導法を見て「このスクールは辞めておいた方が良い」とアドバイスを送るも、「自己投資だから」と聞く耳を持たずそのまま【月額5万円で1年間、LP(ランディングページ)の制作が学べるスクール】を受講します。

かけだしちゃんが教わったのは、LPの「模写」(コードはテンプレのコピペ)+「営業メールを100通送る」というもの。スクールからは、模写したLPも「サンプル」と書いておけば営業に使ってOKと習います。

ですが、そのLPを友人のエンジニアに見せたところ、そもそもそのテンプレート自体がコピペしてきた他企業のものだと発覚し、そのコードはテンプレとして使わないように指示されます。

結局コードのことはよくわからないまま、友人のエンジニアからも心配される始末。

初回無料で受けた仕事はリピートされず、心身ともに疲弊したかけだしちゃんはスクールを中退してしまったそうです。

キラキラWEBデザイナーを目指したはずが、大量のお金と時間を使って「ちょっとだけプログラミングに詳しいだけの、普通の人」になってしまったという、ゾッとしてしまうような結末が書かれています。

コメント欄には

「うーん、下手なホラーよりずっとコワイ。何がコワイってタイトルにはっきりとWebデザイナーって書いてあるのに全くWebデザイナーの人の漫画に見えない。ずっと詐欺師として育っていく漫画として読んでしまった…」

「この人やスクールがやってるのはWEBデザインと呼べる域に達してないよなあ…。WEBデくらいな。しかしこんないい加減な内容で月五万取るとかなんとかならんのか」

「どんな業界でもキラキラした事を言って縋る人を集める詐欺スキームってあるから、主人公のような人はWEB業界に関わらなくてもどこかで騙されて酷い思いをしそうだって思った。 どうやったらこういう人を減らせるんだろうか…」

などの声も寄せられていました。

かけだしちゃんの実体験が書かれたこちらのマンガは、全話無料で読むことができます。

未経験から100話でキラキラWEBデザイナーを諦めるかけだしちゃん完結「最初からずっと不穏だ…」

WEBデザイナーのリアルな末路10選

ここでは、WEBデザイン学習に失敗し、悲しい末路を迎えてしまった10人の方たちのリアルな声をご紹介します。

「ツールの使い方は学びましたが、それが活かせておらず、今でもデザインをしようと思ってもなかなか思うようにいきませんでした。デザインで収入を得たいという気持ちは強いですが、思うようにいかずもどかしいです。」Hさん

「Photoshopを少し触れるようになったが、そこから今後仕事をしていくなどの先が見えませんでした。仕事をとれるようになるまでにどうしたらいいのかなど根本的なところがよくわかりません」Mさん

「せっかく70万円も払いましたが、デザインを勉強するきっかけができただけで、肝心な転職できるスキル、フリーになるスキルが身につきませんでした」Yさん

「Photoshopの操作に躓いて進まないのが一番の悩みです。講師の方とZoomで話す機会もなく、チャットの文字だけでの相談なのでモチベーションを保って進めていくことができませんでした」Kさん

「進め方が分からなかった時もクラウドワークスで案件を探して提出してください。ぐらいで具体的な進め方やポートフォリオの正しい作り方が分からないまま卒業の時期が来ました。」Oさん

「本格的なデザインの実践学習が無かったのでデザインの勉強はほぼほぼ独学に近い感じで、何をどうすればいいんだろうという状態でした」Aさん

「webデザインを教えて欲しくて入学したのですが、デザインの部分はほとんどありませんでした。卒業しても自分でデザインをすることはできないと思います。」Kさん

「質問して回答をくださらないと先に進めない状況で、全然上達した気がしませんでした。モチベーションを保つのも難しかったです。」Fさん

「3か月間受講しましたが、普段みかけるバナーやLPのような作品をつくれるようになりませんでした。理想と現実は違うなと悲しい気持ちになると同時に、正直どうやったら上手になるのか、まったく想像がつかないという困惑を感じています。」Aさん

「バナーを作って見せても、みやすくて良いですねみたいな話ばかり。改善点を話して欲しかったのに。」Sさん

※ご紹介した声は全て、日本デザインスクールを受講された方の中で、以前別のスクールに通っていた方のものです。

なぜ多くのWEBデザイナーが残念な末路に向かってしまうのか?

WEBデザインを始めた2人の残念な末路をご紹介してきましたが、WEBデザイナーの仕事がすごく悪くて残念なものかと聞かれると、私はそうは思いません。

むしろ、働く場所も時間もお給料の額も自分の頑張り次第で選べるとても素敵な仕事です。

WEBデザイナーになって人生が激変したという「成功事例」もたくさん知っています。

しかし、ご紹介してきたように残念な末路をたどってしまう人がたくさんいるのも事実。

なぜ、多くのWEBデザイン学習者が残念な末路に向かってしまうのか、理由は大きく分けて2つあります。

教える側の問題

1つめは、教える側。つまり「スクール側」の問題です。

多くの受講生が残念な末路をたどってしまう最も大きな要因が、スクール側。

先ほどご紹介した2人のお話でもスクールが出てきましたが、どちらのスクールも学べる内容が不十分でした。

さらに今は、ほとんどのWEBデザインスクールがオンラインで学べますが、実はオンラインスクールの平均卒業率は30%以下と言われています。先ほどの2人も、どちらもスクールを途中で退会していますね。

私が先日聞いたとある生徒さんの話だと、以前通っていたスクールでは10人いたチームメンバーのうち、卒業まで残っていたのはたった2人だけだったそうです。

安くない金額を払っているにもかかわらず、多くの人が卒業すらできないというのが、スクールの現実であり、問題です。

残念なスクールの特徴、なぜそのスクールがダメなのかについては次の章で詳しくご紹介しますね。

学ぶ側の問題

2つめは、学ぶ側。つまり「WEBデザイナーを目指す側」の問題です。

ハッキリ言うと、学ぶ側の覚悟が足りないことが多いのです。

…ですが、これは仕方ないことでもあります。ここ数年で、WEBデザイナーに関する甘い言葉で誘う広告が増えたり、かけだしちゃんのマンガで出てきたようないわゆる「キラキラSNSアカウント」が増えたりしました。なので、WEBデザイナーという仕事に夢を抱くのも無理はないですし、悪いとすればそういったキラキラ広告を打ち出している側です。

WEBデザイナーを目指すものとして、どんな覚悟が必要なのかについては4章で詳しくご紹介していきますね。

3 残念な末路に向かう原因①教える側の問題

まずは残念な末路に向かってしまうスクールの原因を詳しく見ていきます。

紹介したような「残念な末路」を避けるために、あなたができる対策についても言及しているので、ぜひお読みください。

教えてもらう内容が不十分

まず問題なのが、カリキュラム。

1つめ(学生ローンを組んだ加藤さん)のお話に出てきたスクールでは、HTMLやCSSなどいわゆるコーディングの内容がカリキュラムのメインでした。

WEBデザインスクールという名前でありながら、教えている内容がほぼコーディング(プログラミング)というスクールは、実は少なくありません。

なぜならHTMLやCSS、JavaScriptなどのコーディングも、「WEBサイト制作」に必要でありある種「WEBデザイナー」と呼ばれることもあるからです。

コーディングも立派な1つのスキルなので学べる内容が悪いわけではありませんが、「WEBデザイン」をやりたい人にとっては苦痛ですし、学べる内容は十分とは言えません。

また、2つめ(キラキラWEBデザイナーを諦めたかけだしちゃん)のお話に出てきたスクールでは、「模写」という言葉が出てきます。

模写は、「トレース」とも呼ばれる一般的なデザインの学習方法。

市場に出回っているプロが作ったバナーやホームページを見て全く同じように制作し、デザインのちょっとしたコツやツールの使い方に慣れるのが目的です。

大事な学習方法ですが、これだけでは足りません。

スクール卒業生の多くが

「トレースばかりしていて、デザインを作れるようになったつもりになっていたけど、いざオリジナルで作れと言われたら何も作れなかった」
「スクールでは模写しか教えてもらえなかったから、ポートフォリオに載せられる作品が1つもない」

と言っているのが現実です。

WEBデザインを生業にして、食べていけるくらい稼いでいくためには、オリジナルの広告バナーやWEBサイト、LPが作れるようになるスクールで学ばなければなりません。

途中で挫折してしまう仕組み

先ほど、卒業率の低さも問題としてご紹介しました。

実際に、加藤さんもかけだしちゃんもスクールを途中で退会しています。

2016年の調査では、通信講座(オンラインスクール)の挫折率は54%と言われています。

通信講座の挫折率

出典:リンクアカデミー「一般的な通信講座の挫折率が54%と高い理由とは?

コロナ禍以降、オンラインスクールが急増した関係で挫折率は変更しているかもしれませんが、私がスクール受講生のお話を聞く限り挫折率はもっと高そうな印象です。

オンラインスクールで挫折し、卒業できないのは学ぶ側の問題だという方もいますが、私はそうは思いません。卒業率はスクール側の問題と思っています。なぜなら、他所のスクールで挫折してきた人が3-4割近くを占めている日本デザインスクールでも、卒業率は90%以上をキープしているからです。

同じ人間でも、どれだけ忙しくても、スクールのサポートさえしっかりしていれば、勇気を出して払ったお金をドブに捨てることなく、最後まで学び、卒業することができます。

卒業率が低いスクール、卒業させるための工夫を施していないスクール、受講生が途中からいなくなっても気にしないスクールには注意しましょう。

最悪な末路を避けるためにあなたにできること

高いお金を払い、遊ぶ時間や睡眠時間を削ってまでスクールでWEBデザインを勉強したのに何にもならなかった。

そんな最悪な末路を避けるために、あなたにできることをここでは3つだけご紹介します。

  1. スクール卒業生の作品を自分の目で見る
  2. 卒業率(終了率)を聞いてみる
  3. 卒業生に直接話を聞いてみる
スクール卒業生の作品を自分の目で見る

作品を公開していないスクールもたくさんありますが、ありがたいことに今はSNS全盛期の時代。多くの受講生が、制作した作品をSNSで公開してくれています。

InstagramやXで上手に検索をかければ見つかるので、検索してみてください。

(例)#日本デザインスクール #デザスク など

卒業率(終了率)を聞いてみる

スクールが開催している無料カウンセリングやセミナーには必ず参加しましょう。

スクールは安くない買い物です。カウンセリング/セミナーで納得できるまで質問攻めをしてください。

一番聞いてみて欲しいのは卒業率。

教えてくれなかったり、答えを濁された場合は、要注意スクールの可能性大です。

卒業生に直接話を聞いてみる

3つめは少しハードルが高いですが、末路を避けるためには一番大事な方法です。

とにかく、卒業生に直接話を聞いてみましょう。

できれば活躍しているキラキラ卒業生ではなく、受講中または卒業したての、普通の生徒さんに話を聞いてみるのがベストです。

 

一般参加(受講生以外の参加)OKのイベントや勉強会を開催しているスクールも多くあるので、そこで生徒のリアルな声を聞いてみましょう!

4 残念な末路に向かう原因②学ぶ側の問題

続いて、残念な末路に向かってしまう学ぶ側(WEBデザインを学ぶ側)の原因を詳しく見ていきます。

こちらでも、あなたが「残念な末路」を避けるためにできる対策をお伝えするので、ぜひお読みください。

学ぶ覚悟が不十分

はっきり言って、WEBデザインのスキルは簡単に身につくものではありません。

たくさん学んで、ダサい作品を作って添削されて、ダサい原因を考えて考えて、ようやく少しずつ上達してくるものです。

頑張って学んでいるのに、頭ではノウハウがわかっているのになぜか目の前で完成された作品が素人臭い…なんてことも少なくありません。

デザインが好きで学び始めた、デザイン制作は楽しい、と言っている人も実際に多くいらっしゃいますが、楽しいだけじゃないのが事実。

なかなか思うように作れない苦しさや悔しさも含めて楽しいと思えるくらいの覚悟は必要だとお伝えさせてください。

他にも、例えばおしゃれなカフェでパソコンを開いていたり、お子さんを膝の上に乗せて笑顔で仕事をしているWEBデザイナーの広告を見たことがあるのではないでしょうか?

あれはウソ…というわけではありませんが、あくまで「WEBデザイン学習中」の様子ではなく、「WEBデザイナーとして稼いだ後の理想像」です。カフェでスクールの課題をやったり、子どもを膝に乗せてパソコンを開くことはあるかもしれませんが、笑顔とは程遠いかもしれない…と覚えておきましょう。

卒業後に稼いでいく覚悟が不十分

WEBデザイナーの仕事の魅力の1つに、単価の高さがあります。

リピートされまくりのWEBデザイナーになれば、

バナー1枚:1万円〜
ホームページ1件:30万円〜
LP1枚:50万円〜

なんてこともあり得ます。

子育てで大忙しなママさんでも、派遣やパートに出るよりうんと稼げちゃうのがWEBデザイナーです。

しかし、最初から誰でもそのくらい稼げるわけではありません。

スキルさえあれば勝手に仕事が舞い込んでくるわけでもありません。

日本デザインスクール卒業生で現在月収50万フリーランスのあみーごさんは、携帯電話に登録されている番号全てに片っ端から電話をかけていき、なんと15万円でホームページ制作の案件を獲得されたそうです。

それ以外にも、クラウドソーシングサイトで売れっ子のWEBデザイナーを徹底リサーチし、プロフィールやブランディングの参考にしたそう。

他にも、スクール卒業後に課題とは別でホームページを2-3個自作した方や、クラウドソーシングサイトのコンペに1日1つ応募した方など、「稼いでいく覚悟」があり、行動できた人から夢を叶得ています。

かけだしちゃんのマンガでも出てきましたが、無償案件には注意が必要です。

スキルを身につける前に無償で案件を受けてもリピートされず、最悪な末路を迎えるだけなのでNG。絶対に、案件営業より先に高いスキルを身につけましょう!

最悪な末路を避けるためにあなたにできること

この記事でお伝えしてきたような最悪な末路を避けるために、あなたにできることをここでは3つだけご紹介します。

  1. 叶えたい理想を明確にする
  2. 広告に載っているような甘い理想は捨てる
  3. 稼ぎ方を簡単に学ぶ
叶えたい理想を明確にする

大変な課題を乗り越えて学ぶ覚悟がある人は、叶えたい理想がはっきりしている人です。

WEBデザイナーになるのは、あくまでみなさんの夢や理想を叶えるための手段。

例えば、

「WEBデザイナーになって、在宅ワークできるようになり、昼間は子どもと遊びながら、昼寝中や夕方に少しデザインの仕事をして、月に10万くらい稼ぎたい」
「WEBデザインスキルを身につけて転職したい。今のパワハラ上司がいる職場から離れたい」
「全国どこでも仕事ができる人になって、推しの全国ツアーに全部行きたい。」

などです。

この理想がはっきりしている人ほど、頑張れるのです。

毎日忙しいビジネスマン、ママさんは、自分の理想をゆっくり考える機会があまりないかもしれません。この記事を読んだのも何かの縁だと思って、一度考える時間を取ってみてくださいね。

広告に載っているような甘い理想は捨てる

少しお伝えしましたが、WEBデザイナーの広告に載っている姿は、あくまで理想像です。

頑張って頑張って、夢を叶えた先で手に入る姿です。

子育て中のママさんがWEBデザインを学ぼうと思ったら、寝る間を惜しんでずっと家着で、子どもを膝の上に載せる暇なんかないかもしれません。

月収50万円100万円も、すぐに叶うものではありません。

短期間で叶えた人も確かにいますが、そういう人たちは本当に寝る間を惜しんで努力したり、常人にはできないような営業量をこなしたり、とにかくすごい人たちです。

簡単に叶えられるわけではない(≒コツコツ努力を続ければ叶えられる)と覚えておきましょう。

稼ぎ方を簡単に学ぶ

WEBデザイナーとしての稼ぎ方にはいくつか種類があります。

転職するのもあり、本業を別で続けながら副業で稼ぐのもあり。

安全だけど低単価なコンペに応募し続けて少しずつ単価アップを狙うのもあり。

最初から10万円以上の強気価格で、本気で取り組むのもあり。

どの道も、正解不正解はありません。

自分にはどんな稼ぎ方が合っているのか、そのためにはどんな努力や覚悟が必要かを、今のうちから少しずつ調べておけば、スクール卒業後に迷って、最悪な末路を迎えてしまうことは避けられるはずです。

まとめ

WEBデザイナーを目指した人の末路と、そんな末路を辿ってしまう原因についてご紹介しました。

WEBデザイナーを目指した結果、失敗してしまったたくさんの悲しいお話や声を載せましたが、WEBデザイナーという職業自体は悪いものではありません。

教える側と学ぶ側両方の環境さえ揃っていれば、未経験からでもWEBデザイナーは目指せます。

実際に、2ヶ月で転職に成功したり、半年で月収100万円を達成したり、といった人もたくさん見てきました。

記事の中でもご紹介した「最悪な末路を避けるためにあなたにできること」

  1. スクール卒業生の作品を自分の目で見る
  2. 卒業率(終了率)を聞いてみる
  3. 卒業生に直接話を聞いてみる
  4. 叶えたい理想を明確にする
  5. 広告に載っているような甘い理想は捨てる
  6. 稼ぎ方を簡単に学ぶ

の6つを意識して、学ぶ環境、そして学ぶ姿勢を整えてくださいね。