【オススメ3選】WEBデザインスクール12社を14項目で徹底比較した結果

「どのスクールがいいのかわからない」という方に向けて、主要なWEBデザインスクールを全14項目で調査し比較しました。

本来は弊社が運営するスクールをオススメしたいですが、今回は公平性を保つために弊社が運営するスクールを除いた12スクールについて、比較項目を満たす数が多いもの上位3スクールをご紹介しています。

自分に合ったスクール選びをすることは大切ですが、そもそもスクール選びにおいて重要な考え方とそれを実現できるスクールの特徴も解説しています。
この記事を読んで、本当にあなたに合ったスクール選びをしてください。

WEBデザインスクール12個を14項目で徹底比較

WEBデザインスクールを見つける上で、複数の観点で比較する必要があります。

その中で1つの項目が優れているだけでなく、総合的に良いスクールかつ自分に合ったものを選びましょう。

ここでは、公平性を保つために弊社が運営するスクールをのぞいた12スクールを14項目で比較します。

それぞれを点数化して高かったもの上位3つについて解説します。

◯:該当項目を満たす
△:該当項目に近しいカリキュラム、サービスがある
-:該当項目がない

 

DMM WEBCAMP

ヒューマンアカデミー

Tech Academy

WEBCOACH

期間

1〜4ヶ月

6ヶ月

3〜6ヶ月

3ヶ月〜

受講料

179,988〜

411,950〜

99.000〜298,000

278,000円〜

講師レベル

現役エンジニア、クリエイター

現役のクリエイター

エンジニア

現役WEBデザイナー、マーケター、HP制作会社社員、デザイン会社CEO

卒業制作掲載

卒業生インタビュー動画

75

8(WEBデザインは0)

0

0

添削

デザイン

コーディングスキル

キャリア相談

ポートフォリオ

卒業後のコミュニティ

実務案件紹介

 

いつでも学べる

講師への質問

合計

5

6

9

5

Raise Tech

Find me!

Famm

nests

期間

無期限

1ヶ月〜

1〜6ヶ月

6ヶ月

受講料

¥288,000〜

4,980/月〜

184,800〜

318,000〜

講師レベル

現役デザイナー、エンジニア

デザイナー、ディレクター、コーダー

現役クリエイター

卒業制作掲載

卒業生インタビュー動画

23

添削

デザイン

コーディングスキル

キャリア相談

ポートフォリオ

卒業後のコミュニティ

実務案件紹介

いつでも学べる

講師への質問

合計

7

3

6

6

 

クリエイターズファクトリー

デジタルハリウッドSTUDIO

Shelikes

デイトラ

期間

3ヶ月〜

6~12ヶ月

1ヶ月〜

3ヶ月、6ヶ月

受講料

498,000

495,000〜

176,367〜

119,800

講師レベル

クリエイター

現役エンジニア

卒業制作掲載

卒業生インタビュー数

3

4

添削

デザイン

コーディングスキル

キャリア相談

ポートフォリオ

卒業後のコミュニティ

実務案件紹介

いつでも学べる

講師への質問

 

合計

8

9

7

7

12スクールから厳選!おすすめのWEBデザインスクール3選

 

ここまで各項目で比較してきましたが、その中で満たしている項目の多かったスクール3つをご紹介します。

デジタルハリウッドSTUDIO

デジタルハリウッドSTUDIOのWEBデザイナー専攻は、有名な制作会社のLIGが運営母体になっているWEBデザインスクールです。

最初の5ヶ月でWEBデザインに関する基本的な知識・スキルを習得し、最後の1ヶ月はWEB制作の現場と同じ流れでWEBサイトを制作します。

ポートフォリオの作成や面接対策など就職・転職サポートも充実しているため、WEB業界への転職を考えている人におすすめです。

受講料

517,000円

コース

WEBデザイナー専攻

受講期間

6ヶ月

受講スタイル

オンライン

学べる内容

  • デザインの基礎原則
  • デザインの企画提案
  • Webサイトの構成
  • オリジナルWebサイト制作
  • レスポンシブデザイン
  • Illustrator
  • Photoshop
  • Figma
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • jQuery
  • 名刺
  • バナー作成
  • 画像加工
  • 画像切り取り
  • サイト作成の流れ
  • デザイナーのためのフォント概論 
  •  Web概論

受講中サポート

  • 作品添削
  • プロによるマンツーマンの指導
  • LIGの実務案件に挑戦可能

受講後サポート

  • 履歴書・職務経歴書添削
  • 転職面談
  • ポートフォリオ添削
  • 面接練習
  • 転職・就活セミナー
  • リーダーズ講座
  • 副業案件獲得のための営業セミナー
  • クラウドサービス・SNSを活用した案件獲得セミナー
  • 外部企業と連携したクライアントワーク案件

卒業生作品

ホームページに掲載

無料相談・無料体験

個別相談会

TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademy(テックアカデミー)は、初心者でも挫折しない学習システムが特徴のオンライン型のスクールです。

マンツーマンのメンターサポートにより、未経験からでも最後まで勉強できるようにされています。

卒業後にはスクール側からWEBデザインの案件紹介や、ポートフォリオの作成サポートがあり、学んだことをすぐに実践に繋げられるのは大きな魅力です。

受講料

99.000〜298,000

コース

4週間プラン

受講期間

3〜6ヶ月

受講スタイル

オンライン

学べる内容

  • Webデザインの原則
  • Photoshop
  • Figma
  • HTML/CSS3
  • バナーデザイン
  • Webサイトデザイン

受講中サポート

  • 添削
  • マンツーマンメンタリング
  • 15~23時のチャットサポート
  • 回数無制限の課題レビュー

受講後サポート

  • バナーの実案件で実績作り
  • ポートフォリオの作成

卒業生作品

ホームページに掲載

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RaiseTech(レイズテック)

RaiseTech(レイズテック)のデザインコースはオンライン完結型のスクールです。

バナーやロゴ、ウェブデザイン制作など現場で求められるスキルを学びます。

週1回のオンライン講座で自分のペースで学習でき、名刺や印刷物のデザインも学べるため多方面での活躍が期待できます。

受講料

428,000円

コース

デザインコース

受講期間

4ヶ月

受講スタイル

オンライン

学べる内容

  • デザインの基礎知識
  • Photoshop・Illustratorの基礎
  • 文字・色についての基礎知識
  • ウェブデザイン制作の基礎
  • 印刷物デザインの基礎知識
  • デザイナーのポートフォリオ

受講中サポート

  • 直接メール・チャット可
  • 現役クリエイターによる指導

受講後サポート

  • ポートフォリオ指導
  • 個別のキャリアカウンセリング
  • 支援会社直結の制作案件やキャリアサポート

卒業生作品

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個別相談会

日本デザインスクールの紹介

ここまで、他スクールについて比較、紹介してきました。各項目を比較したうえで改めて日本デザインスクールをオススメのスクールとして紹介します。

日本デザインスクールは、オンライン完結型で45日でバナーやホームページが制作できます。

ツールやコーディングも現場で困らないよう最低限の内容を学びますが、45日間デザインに特化することで卒業後現場ですぐに働けるようにします。

日本デザインスクールが45日という短期間で、現場で活躍できるレベルまでデザインが身につく理由は次の5つです。

①デザインに特化したカリキュラム

②グループレッスン

③オンライン形式の受講スタイル

④短期間で学べるカリキュラム

⑤現場で使う機能に絞ったツールの指導

①デザインに特化したカリキュラム

コーディングが必要という理由でHTML/CSSを教えるスクールも多いですが、実際にはWEBデザイナーにはコーディングがなくても案件受注は可能です。

現場には、コーダーがいるためコーディングだけ別の人に依頼すれば納品は可能です。

WEBデザイナーの仕事はデザインをすることが仕事です。HTML/CSSができれば仕事の選択肢は増えるかもしれませんが、デザインができなければデザイナーとして働くのは難しいです。

そのため、私たちはコーディングは最低限でおさめてデザインをメインで指導しています。

②グループレッスン

マンツーマンの学習形式も多いです。仕事や家事育児などと調整しながら自分のペースで学べるのは魅力的ですが、アドバイスの回数が少なかったり仲間ができずモチベーションが続かなかったりと、デメリットもあります。

そこで私たちは、マンツーマン指導と集団指導を掛け合わせたハイブリッド指導を取り入れています。

チームごとに添削会を開き、1回の添削会で何倍もの学びが得られるような仕組みを作りました。また、チームがあることで仲間と支え合うことができ忙しい社会人でも挫折せずに学べます。

③オンライン形式の受講スタイル

ここ数年でオンラインスクールが増えました。それでも対面の方が良い指導を受けられるというイメージがありますが、対面での指導にはオンラインツールに慣れることができないデメリットがあります。

WEB業界では、オンラインツールを使うことが当たり前となっておりWEBデザイナーも例外ではありません。

つまり、対面のみの指導でオンラインツールが使えないと、現場で働くときにネックとなるのです。

そのため、私たちは受講開始前からオンラインツールの使い方をお伝えして、連絡や受講もオンラインに対応できるようにしています。

④短期間で学べるカリキュラム

受講期間が長いほど学べる内容も多くスキルアップもできる、と思われていますが実はそうではありません。

私たちは毎期講座をアップデートしていますが、その結果勉強のモチベーションを維持できるのは長くても3ヶ月でした。

それ以上は挫折する可能性が高くなることがわかりました。さらに、現場で働くことを踏まえると受講期間が長いのは適切とは言えません。

実際の業務には納期があり短期間で作品を仕上げるコツを掴む必要があります。そのコツを掴むためにも、45日でスキルレベルも含めてデザインを学べるカリキュラムを作りました。

⑤現場で使う機能に絞ったツールの指導

デザインをするのに必須のPhotoshop(フォトショップ)。スクールの中にはツールの使い方を本格的に教えているところがありますが、実は現場で使用する機能はそれほど多くはありません。

もしわからない機能があれば、その時に本もネットを使って調べるでも問題ありません。

大切なのは現場で求められるデザインができるWEBデザイナーになることです。そのため、私たちは実務え本当に必要な機能だけを教えて、残りは実際に作品を作る練習ができるようにしています。

現場で使えるスキルが身につくスクールを選ぼう

ここまで各項目を比較して上位のスクールをご紹介しました。その中で大事なのは、そのスクールで現場で使えるスキルが身につくかどうかです。

なぜなら、クラウドソーシングでも制作会社でもバナーやLPなどの作品が作れるデザイナーを求めているからです。

私たちも今までWEBデザイナーの採用活動をしてきましたが、実際採用してもデザインができな人がほとんどでした。

セミナーなどでお話しすると、以前通っていたスクールではデザインをほとんど学べず案件を取れないと相談をいただいたこともあります。

現場で使えるスキルが身につくスクールの特徴5選

現場で使えるスキルをより具体的に解説していきます。

最初にスクールを比較しましたが、これからご紹介する5つは特に重視してスクール選びをしましょう。

プロからフィードバックをもらえる

自身の作品にフィードバックをもらい修正するのは、デザインスキルを身につける上で大事なポイントになります。

自分ではできていると思っていても人から見ると全然できていないことはよくあります。

自分の作品の良し悪しを自分で判断できればいいのですが、学び初めの頃は特に良し悪しがわからない人がほとんどです。わからないのであれば良し悪しがわかる人、特に現役WEBデザイナーに見てもらうのがベストです。

現場で働いているからこそ、現場で納品できるレベルと比較してできている箇所と修正すべき場所を指摘してもらうことができます。

スクールによってはフィードバックをもらえることもありますが、現役WEBデザイナーでなかったり、デザイナーでも現役でない人が講師だったりするためスクール選びは重要です。

ツールの使い方の勉強は最低限

ツールの使い方は最低限で、デザインに充てる時間が多いかも大事な判断軸になります。

よく見かけるのは講座のほとんどがツールの使い方で終わってしまい、卒業後デザインができずお仕事が取れないという方です。

実際、当メディアを運営する日本デザインスクールのセミナーに参加される方や受講生からもそのようなエピソードをよく耳にします。

もちろん、ツールをある程度使えるようになる必要はありますが、たくさんある機能の中で実際に覚える必要があるのはその中の一部です。

制作途中で新たに使う機能もあるかもしれませんがそれはそのタイミングで調べながら使えるようにしていけば問題ないですし、プロのWEBデザイナーも同じようにしています。

まずは、必要最低限の機能だけ覚えてデザインのスキル習得に時間を注ぎましょう。

コーディングの勉強に時間をかけない

WEBデザインで稼いでいくのに必要なのは、コーディングがかけることではなく読めることです。

WEBデザイナーとして案件を受注するにはコーディングが必須と耳にしますが、コーディングが書けなくても案件受注は可能です。

実際卒業生にもHPやLPの案件を受注して、コーディングはコーダーに依頼して納品している人もいます。

より納品時にデザインが活きるようになるので、コーディングができなくてもこのコードが指しているものが何かがわかるようになるのはオススメします。

ただ、最初の時点ではコーディングよりもデザインスキルを習得にフォーカスしたスクールを選びましょう。

短期間で学べる

受講期間が短いスクールを選びましょうなぜなら受講期間が長いと、モチベーションが維持できず挫折する人がいるからです。

一般的に長い方が習熟度が上がると言われがちですが、実際は最後まで継続できず中途半端な状態で辞める人が一定数います。それよりは、現場で使うデザイン力、ツールの機能などに絞って短期間で集中して勉強する方が現場での活躍につながりやすいです。

卒業生作品の数やバリエーションが多い

スクール選びで見ておきたいのが卒業生作品です。なぜなら、卒業生作品を見れば受講後に作れる作品のクオリティがわかるからです。

そして、数もですがバリエーションが多いほどそのスクールで学んだことで作れる作品の幅が広く、現場に出ても対応できる案件が多いということになります。

一見するとおしゃれなバナーやホームページを掲載しているケースもありますが、似たテイストの作品が並んでいることもあります。

本来WEBデザイナーに求められるのは、おしゃれ、ポップ、かっこいい、美味しそうなど様々なデザインを作れるデザインスキルです。

ですが、お手本と同じテイストのものやトレースしかできないまま卒業して現場で仕事を取れないという方のお話も聞きます。

スクール選びをするときは、講座内容はもちろんですが、卒業生作品も踏まえましょう。

デザスクでは、ピンタレストで2,800点以上の卒業生作品を、定期的にInstagramでも公開しています。スクール選びではこうした受講生作品で比較もしてみてください。

まとめ

今回は全12スクールを14項目で比較して、その中でおすすめのスクールをご紹介しました。

比較項目はたくさんありますが、大事なのは現場で使えるスキルが身につくかどうかです。

途中でもお伝えしたように、現場で使えるスキルが身につくスクールは、次の5つの特徴があります。

  • プロからフィードバックがもらえる

  • ツールの使い方の勉強は最低限
  • コーディングの勉強に時間を使わない
  • 短時間で学べる
  • 卒業生作品の数やバリエーションが多い

自分に合ったスクール選びをするのは大切ですが、この5つを満たしているかどうかをみた上でスクールを決めましょう。