【リアル体験談】6人のWEBデザインスクール失敗談と教訓をまとめました

WEBデザインスキルを最短最速で着実に身につけるなら、WEBデザインスクールを受講するのが最もおすすめです。

しかし、WEBデザインを学ぼうにも、軽い気持ちで支払える受講料ではないスクールがほとんどで、失敗したらどうしようと悩んでいる方も少なくありません。

そもそも、どんな基準でどんなスクールを選べばいいのかもわからないので、難しい決断ですよね。

この記事では、そんなみなさんの決断のお役に立つべく、WEBデザインスクールに入学したのに失敗してしまった方のお話をまとめました。

・なぜそのスクールを選んだのか
・スクール選び失敗の要因はなんなのか
・スクール選びの教訓は?
といった内容をまとめているので、WEBデザインスクールを受講しようか、少しでも迷っている方はぜひご覧ください。

※今回の記事でご紹介している失敗談はすべて、このサイトを運営元である日本デザインスクールが、独自に行ったインタビュー調査をスクール名や個人名が特定できないように一部加筆・修正したものです。このインタビューは、他スクールを受講後に日本デザインスクールを受講された方を対象に行っています。

目次

ダサい。でもどこがダサいのかわからない…Sさんの失敗談

最初にご紹介するのは、3歳と0歳のお子さんを育てている2児のままであるSさん。
子育て環境に理解のあるWEBデザインスクールを選び、受講しましたが、肝心のWEBデザインスキルは伸ばせずに終わってしまったといいます。

スクールを選んだ理由

Instagramに流れてきた広告がきっかけでスクールを見つけ、講座の詳細を調べたところママさんにとって嬉しいサポートや特典がたくさんついてきたことで受講を決断。
開始期間ギリギリ滑り込みで受講を決めたため、「コーディング」等のこともよく知らないまま受講を開始されたそうです。

スクールへの期待とギャップ

Adobeのコンプリートプランがついてきたり、レッスンは録画がもらえたりと、手取り足取り様々サポートしてもらえたそうですが、いざ作品を作ってみても「なんだかダサい。でも、どこがダサいのか、どうすればダサくなくなるのかがわからない」という状況に陥ってしまいました。

作品を添削会で見てもらっても、「見やすくて良いですね」など褒めてもらうばかりで具体的なアドバイスはほとんどもらえなかったといいます。結局、肝心の「デザインスキル」の部分は伸ばせず、Sさんはスクール卒業後に改めて他の方法でデザインを勉強されているそうです。

Sさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

WEBデザインスクールの中には、デザインスキルの習得以外のサポートを前面に出しているスクールがありますが、そのサポートを受講の決め手にするのはやめましょう!

例えばこんなサポートを出しているWEBデザインスクールさんがあります。
・パソコンの貸し出し無料
・Apple製品が抽選で当たる
・〇〇講座が無料でついてくる
・保育園代一部支給、ベビーシッター代支給
・卒業後の案件保証
・受講料〇%キャッシュバック

サポート(特典)自体は、決して悪いものではありません。よほど悪質なスクールではない限り、ちゃんとサポートは受けられると思います。

ですが、あなたが高いお金を払ってデザインスクールで学ぶ一番の目的はこれらのサポートではなくWEBデザインスキルを上達させることスキルをつけて稼げるようになることのはずです。

どうか、小手先のサポートばかりに気を取られず、「どんな作品が作れるようになるのか?」「卒業生はしっかり活躍しているのか?」を調べるようにしてくださいね。

安かったけど、結局は他のWEBデザインスクールで学び直すことに。Mさんの失敗談

働き方を見直しているタイミングでWEBデザインに出会い、学ぶことを決めたMさん。
スクール自体は悪いところではなかったそうですが…、結果的に別のスクールに改めて受講料を払い、学び直すことになってしまったMさんのお話をご紹介します。

スクールを選んだ理由

スクールを選んだ最初のきっかけは、お友達の紹介。
他のスクールと比べても金額がかなり安く分割なら月に1万円ほどの支払いで済んだので受けやすかったとのこと。
また、「何もわからなくても大丈夫だよ」と説明会で声をかけてもらったこともあり、受講を決断されました。

スクールへの期待とギャップ

そのスクールでは、先生自体は程よく厳しく指導してくれたそうですが、Mさんが受講されたコースは、そのスクールの主要コースではなく、コミュニティがほとんど動いておらず質問もしにくい状況
よく話を聞いてみると、Mさんは選ばなかった「ママさんコース」の方が活発でコミュニティも良く動いていたそうです。複数あるコースの違いがもっと事前にわかっていたらよかった…とMさんはお話されていました。

また、スクールの受講ではコーディングでかなり苦戦したそうですが、いろいろな話を聞くうちにコーディングスキルは必須ではないと聞き、それならコーディングではなくWEBデザインをしっかり学べるところに”転校”を決めました。

Mさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

WEBデザインスクールの料金は、5万円程度の比較的安価なものから100万円近くする講座まで色々あります。(専門学校も視野に入れると、もっと高いものもありますね。)

ただ、スクールによって学べる質も量も大きく変わります。
なので、どこも同じようなことが学べるはずだと思ってとりあえず安いところ」に決めるのはやめましょう!

もちろん、安いところが悪い、高いところなら良い、というものでもありません。
大事なのは、どんなことが学べるか、卒業生がどんな活躍をしているかです。

また、口コミで「高かったけどここを選んでよかった」などの声が複数あればなお良いですね。

UXデザインが学べると聞いて…Hさんの失敗談

UXデザインを学びたくて選んだスクール。
高額な受講料に少しためらったものの、UXデザインを学べるならと決意して申し込んだHさん。しかし、実際に受講を進めるうちに、思い描いていた学習環境やサポート体制とのギャップに直面しました。
なぜHさんは「失敗した」と感じたのか?その理由と、これからスクールを選ぶ人への教訓を紹介します。

スクールを選んだ理由

当時、どのスクールを選ぶべきか悩んでいたHさんは、WEBデザイン業界のことはあまり深く調べておらず、UXデザインを学ぼう!と呼びかけるSNS広告に強く惹かれたそうです。

さらにそのスクールは、受講後に実施されるテストに合格すれば業務委託のチャンスがあるという点も大きな魅力でした。また、受講生のブログを見て、中身が充実していると書かれていたことや、悪い評判はほとんど見かけなかったことも決断のきっかけとなったそうです。

受講料は高額でしたが、最終的には「UXデザインが学べる」という魅力に引かれ、価格以上の価値があると感じて申し込みを決意されました。

スクールに期待していたこととのギャップ

Hさんは現役デザイナーからの指導や、業務委託のチャンスを期待していたそうですが、実際に受講を始めると、思っていた以上に実践的な学びが少ないと感じる場面が多かったそうです。

また、添削でも「これは良くないですね」と言われるだけで、どこをどう変えていけば良いのかがわからないままその後もとにかく動画を見て作ってみるだけだったそうです。

確かに「なんでも聞いてOK」「質問し放題」でサポートもありがたいものでしたが、そもそも仕事がもらえるようなレベルまで上達する実感がなく、添削も質問も回答が曖昧なのでなんとなくつまずいたまま終わってしまったとのこと。

Mさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

「添削回数無制限」「質問し放題」などをうたっているスクールも多くありますが、「無制限のサポート」を頼りにするのはおすすめしません!

確かに、サポートが手厚いのはとても嬉しいこと。初めてWEBデザインに挑戦する方ならなおさら気になりますよね。

ですが、大事なのは量より質です。
いくら添削回数無制限でも、「いい感じですね」「ここの余白が気になりますね」しか言われなかったら、何度も受ける意味がありません

また、これは全ての方に当てはまるわけではないですが質問や添削に期限が一切ないのもおすすめしません。人は、期限がないとどうしても「また来週やろう」「来月は時間が取れるから…」と先延ばしにしてしまいがちだからです。

おすすめなのは、添削会の時期も回数も決まっていて、質問は期間内であればいつでもできるところ。

また、受講前から添削の質を測ることは難しいですが、以下の方法で調べることもできます。
・口コミや卒業生の声を見てみる
・受講生の作品のBefore→Afterを見てみる
(ブログやSNSなどで発信している方もいらっしゃいます)
・講師のSNS,YouTubeを見てみる
(添削の動画を公開している場合があります)

WEBデザインスクールは安くないお買い物。できれば失敗せず、1校目でスキルを身につけていただきたいので、時間を惜しまずしっかり調べてみてくださいね!

メンターがついて安心と思いきや……Kさんの失敗談

とあるWEBデザインスクールに通ったもののコーディングしか学べなかったKさん。
今度こそWEBデザインを学ぼうと、別のスクールに通いました。

今度こそスキルアップできると思ったのに…そんなKさんの失敗談とそこから学べる教訓をご紹介します。

スクールを選んだ理由

1つ目のスクール選びで失敗してしまったSさんは、コーディングではなくデザインのスキルをアップさせつつ、手厚いサポートがあれば挫折しないかもと考えて2校目のスクールを選び、通い始めました。

価格も他のスクールに比べると安いうえ、生徒1人につき1人の専属メンターがついて、その人個人に合ったカリキュラムまで組んでくれるという手厚いスクール。

しかも、休学制度もありいつでも戻ってきて学べるという点も魅力的だったそうです。

スクールに期待していたこととのギャップ

肝心のメンターは、「褒める」ことしかしてくれなかったといいます。

主体性を大事にしているスクールで与えられた課題もなく、「何か作って出してくれたら見るよ」というスタイルで、作品を出しても褒めたりありきたりな話をされるだけで、求めていたスキルアップはできなかったとのこと。

さらに、コーディングではなくデザインが学びたいという要望に反し、作られたカリキュラム(送られてきたテキストブック)は4冊中3冊がコーディングの本で、結局肝心のWEBデザインのことはあまり学べずに終わってしまいました。

Kさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

デザインを学ぶうえで、メンターやコーチは不要です。

というより、忙しい中でも課題をこなしたりスキルを身につけていけるような仕組みはスクール側が用意しているもの。

また、WEBデザイナーを目指すうえで身につけるべき内容はそこまで幅広くないので、個別指導や個別のカリキュラムも必要ありません。

メンターやコーチはWEBデザインスキルがある程度身についたうえで、起業したりする中では役に立つかもしれませんが、学ぶ際には必要ないので、ぜひそのようなサポート面ではなくスキルアップの面に着目してスクールを選んでくださいね。

有名な人が紹介していたから安心…?Oさんの失敗談

Oさんは、安価・自分のペースで学べる・動画は永久視聴可能というスクールに受講を決めました。これなら忙しい中でも学べると思いきや…?

Oさんの決断と学習の失敗談とそこから学べる教訓をご紹介します。

スクールを選んだ理由

このスクールを選んだ理由は、登録者100万人に超える超有名なYouTuberが紹介していたため。

「これだけ有名な人が紹介していれば大丈夫だろう」という安心感もあり、また他スクールよりも安価でチャレンジしやすかったこともあり、受講を決断されました。

スクールに期待していたこととのギャップ

1番に感じたギャップは、「孤独感」。
スクール生同士の関わりがないだけでなく、レッスン動画もスライドに音声を入れただけなので講師の顔がわからず、また質問もチャット上のやり取りのみなので、とにかく孤独だったそうです。

また、動画の視聴期限がない点も、忙しいOさんにとっては魅力的でしたが、結局忙しいからこそなかなか時間が作れず、先延ばし先延ばしでなかなか手がつけられなかったそうです。

期限がなく、動画を開いても孤独感があるためなかなか続けられず、身につかないまま終わってしまいました。

Oさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

スクールに通う以上は、モチベーションの維持はとても大切です。スクール選びの際にはチベーションに関するサポートも確認するようにしましょう!

例えば、こんな仕組みや制度があるスクールがおすすめです。

・課題や添削、サポートに期限がある
期限がないとなかなか動けないもの。忙しい人ほど期限は大事です。
・直接顔を見て話せる
Zoomのイベントなどは大事なモチベーションアップの機会です。
また、オンライン講座でも対面の交流会などがあるとさらに良いでしょう!
・仲間とのつながりがある
仲間とのつながりは軽視されがちですが、とても大切です。人は1人では頑張れないもの。仲間と切磋琢磨し合うことで100%以上の力を出して頑張れるものなので、ぜひ同期や受講生同士でのつながりがあるところを選んでみてくださいね。
・卒業後の進路や稼ぎ方を考える機会がある
卒業後のキャリアを考えることはモチベーションアップにつながりますし、卒業後の燃え尽き症候群防止にもなります。キャリアのことは自分で考えるのは意外と難しいからこそ、キャリアに関するサポートが受けられるところがおすすめです。

また、「有名な人が紹介していたから」で判断するのも危険です。
今回Oさんが受講を決めるきっかけとなったYouTuberさんはデザイナーではありません。ただ影響力のあるインフルエンサーなだけです。
もちろん、有名な人が紹介しているスクールであれば、詐欺商材であったり、悪質なことをされるスクールである可能性は低いでしょう。ですが、「詐欺や悪質なスクールではないか」と「欲しいスキルが得られるか」は全く別問題

有名な人が紹介しているからといって良いスクールとは限らない点はぜひ覚えておいてくださいね。

まさかの「真似」するだけだった。Mさんの失敗談

子育て真っ只中、お子さんを保育園に通わせながらWEBデザインを学習されているMさん。

スクールに通ったものの、独学とあまり変わらなかったというMさんの失敗談とそこから学べる教訓をご紹介します。

スクールを選んだ理由

スクールを色々と調べる中でたまたまこのスクールに出会ったMさん。
HPで調べても良い声が多く見受けられたこと、そして登録後すぐにかかってきた電話の対応が良かったことから、受講を決めました。

ただ、卒業生の作品などは見せてもらえなかったとのことです。

スクールに期待していたこととのギャップ

独学では困った時に質問ができずに止まってしまったり、ゼロからバナーやホームページを作る手順もイマイチわからなかったので、丁寧にサポートしてもらえることを期待して受講しました。

ですが、講座の内容は「動画を見て真似て作ってみる」というもの。
基本的に真似をするだけなので、実務で必要な「ゼロから作ってみる」ことは学べませんでした。

また、チャットで質問をしても返ってこず、作品を見せても「良い感じ!実務に挑戦してみよう!」と言われるだけ。

結局独学でやっているのと変わらず、スキルは身につかなかったそうです。

Mさんから学ぶWEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓

Mさんが経験してしまった「真似るだけ(トレースするだけ)」の講座は、実は少なくありません。
ちゃんと「ゼロからバナーやホームページを作る方法を教えてもらえるか?」を確認するようにしましょう!

確認するのは少し難しいですが、
・カリキュラムが「デザイン基礎」のようなふわっとした書き方で、詳細がわからない
・受講生の声に、「ゼロから」「オリジナルの作品が」などの言葉が一切ない
・卒業生の活躍の声が少ない
などのスクールには注意しましょう。

トレース自体は、悪いものではありません。
確かにPhotoshopのことやデザインの基礎は学ぶことができるので、それを「デザイン基礎」として打ち出しているところも少なくないのです。

ただし、みなさんがWEBデザインスクールに通うことで得たいのはPhotoshop操作スキルではなく、実務案件でオリジナルデザインが作れるようになることだと思います。

「ただのトレース講座」なのか「オリジナルデザインが作れるようになる講座」なのか、しっかり見極めましょう!

失敗した先輩たちから学ぶ|WEBデザインスクール選びに失敗しないための教訓まとめ

ここまでご紹介した、失敗から学ぶ「教訓」をまとめてご紹介します。

昨今、WEBデザインスクールが非常に増えたこともあり、WEBデザイン素人さんが1校目から良いスクールを選ぶのはかなり難しくなってきています。

どのスクールも安くないです。5万円も10万円も、大金だと思います。
だからこそ、できるだけ丁寧にしっかりまとめました。

WEBデザインスクール選びで失敗したくない、という方は必ずこの教訓の項目を確認してスクールを選んでくださいね。

卒業生の作品レベルを必ず調べる

何よりも大事なのは、卒業生の作品レベルです。

WEBデザインスクールに通う一番の目的は、上手な作品が作れるようになることだと思います。
その一番の目的が達成できるかどうかを必ずチェックするようにしましょう。

ちなみに、初心者さんは「作品を見ても、どれが上手なのかわからない」という方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが、クラウドソーシングサイト(ココナラなど)で人気のWEBデザイナーさんの作品を見てみること。
売れっ子WEBデザイナーさんの作品=市場で求められている作品レベルです。
それに近しいレベルの作品が作れるようになるスクールなら、欲しいレベルのスキルが身につくはずです。

また、YouTubeでは作品の判定を出しているのでこちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

「安いから」で決めず、コストパフォーマンスで考える

スクールは5万円程度のスクールから100万円を超えるものまで色々ありますが、安さではなくコストパフォーマンスで考えるようにしましょう!

払う費用は安いに越したことはないですが、それはあくまでどのスクールも同じレベルのことが学べる前提の話。
むしろ、5万円や10万円を払ったのに知りたかったことは何も学べなかったとなってしまうのが一番損なので、多少値段が高くても本当に学びたいことが学べるスクールを選びましょう。

例えば、50万円くらいするスクールを受けたとしても、卒業後に月に5万円が安定して稼げるようになるのであれば1年で元が取れますよね。それならコスパは悪くないはずです。

これまでも「安いから、という理由で選んで失敗した」という声をたくさん聞いてきました。
安さだけで考えず、費用に見合った効果が得られるのか?という視点でスクールを選んでみてくださいね。

※高いスクールなら良い、というものでもないので要注意!受講料が高いのに学べないスクールもあります。この記事でお伝えしているスクール選びのポイントをしっかり確認しましょう!

可能であれば添削の質を確認する

失敗談の中でも何度も出てきましたが、作品を作って提出してみても「良い感じだね」「うまく作れているね」と褒めるだけのスクールや、「ここの余白はイマイチだね」など曖昧な添削しかしてくれないスクールはとても多いです。
可能であれば、受講前にスクールの添削の質を確認できると良いですね。

確認する方法としては、例えばこんな方法があります。
・スクール体験受講などの制度を利用する
・スクールの発信(SNSやYouTubeなど)を見てみる
添削の様子を一部公開しているスクールもあります
・「褒められるだけだったり、指摘が曖昧だと学びにくいのですが、添削の様子を見てみることはできますか?」などスクールの人に相談してみる
卒業生に聞いてみる、口コミを確認する
(添削がわかりやすかった!などの声があるはずです)

デザイン以外のサポートを決め手にしない

WEBデザインスクールは、デザイン以外のサポートを手厚く用意しているところがたくさんあります。

例えば、こんなサポートがあります。
・パソコンの貸し出し無料
・Apple製品が抽選で当たる
・〇〇講座が無料でついてくる
・保育園代一部支給、ベビーシッター代支給
・卒業後の案件保証
・受講料〇%キャッシュバック

どれも魅力的で嬉しいサポートや特典ですが、みなさんがWEBデザインスクールに通う目的はパソコンを無料で貸してもらうことでも保育園代などを支給してもらうことでもなく、スキルを身につけて働き方を変えたり収入をアップさせたりすることのはずです。

これらがついてきても、肝心のデザインスキルがつかなければ意味がありません。
そして、デザインスキルが身につかないスクールほど、デザイン以外の特典に力を入れているというのも事実です。
(本当にスキルが身につけられるのであれば、卒業生の作品を見せることが一番の売りになるからです。他の細かいサポートや特典は要らないはずですよね。)

サポートや特典がついてくるスクール=悪、というわけではないのですが、サポートを取り除いてスクールで学べること自体に価値があるかを一度冷静に見るようにしてくださいね。

サポートは量(期間)よりも質が大事

「添削受け放題」「質問し放題」「動画は永久視聴可能」などのスクールはおすすめしません。

初めてWEBデザインに挑戦する方なら、手厚いサポートがあった方が安心ですし心強いと思います。ですが、「添削受け放題」や「質問し放題」のところほど1回1回のサポートが薄く、「褒められるばかりで欲しい添削はもらえなかった」「ここが良くないねと言われるだけだった」という声をたくさん聞きます。

薄い添削を何度も何度も受けるよりは、じっくりした添削を3~5回ほど受けた方がスキルは伸びます。添削やサポートは量ではなく質が高いかどうかをチェックするようにしましょう。

また、受講期間が決まっておらず、一度購入すればいつまでも視聴可能なスクールは、相当モチベーションが高くないと続きません。特に仕事や子育てで忙しい方ほど、提出期限やサポート期間が決まっていて、今頑張らないといけない!というスクールを選ぶのをおすすめします。

挫折せず続けられるか?をよく考える

いくらスクールのカリキュラム自体が良くても、卒業できるまで続けられないと意味がありません。

働きながら、子育てしながら、新しくWEBデザインスキルを学ぶのは簡単なことではないです。忙しい中での学びの継続が難しく、挫折してしまったという方もたくさんいます。

一番良い方法は、スクールの説明会や面談で「卒業率」を聞いてみること。卒業率が高いスクールであれば、挫折してしまう可能性は低いです。

またたとえば下記のようなモチベーションに関するサポートを用意しているスクールもあります。
・課題や添削、サポートに期限がある
・直接顔を見て話せる
・仲間とのつながりがある
・卒業後の進路や稼ぎ方を考える機会がある

特に、同期や仲間とのつながりはスクールを受講する際のモチベーションだけでなく卒業後に動いていくときにも大切になってきます。

繰り返しお伝えしている通り、一番大切なのは「どんな作品が作れるようになるか」です。ですが、忙しい中でもちゃんと続けられるのかという観点でもぜひチェックしてみてくださいね。

失敗しないためのWEBデザインスクール選びチェックリスト

最後に、確認して欲しい項目をチェックリストにまとめました。

卒業生の作品をたくさん見た(一部の上手な人の作品だけではない)

卒業生の口コミや感想を見た(SNSなどで調べるのがおすすめ)

卒業後の活躍の声を複数見た(スクールのHPやSNSに載っていることが多い)

安い以外にも魅力がある(ちゃんとスキルが身につく)

デザイン以外のサポートを除いても魅力的なスクールである
(特典やサポートを決め手にはしていない)

「添削受け放題」「質問し放題」ばかり打ち出しているスクールではない

受講生同士のつながりがある

卒業して終わりではなく、その後のサポートもついてくる

トレース(真似)だけではなく、オリジナルバナーを作れるようになる

卒業率が高い、モチベーションのサポートがある

失敗や回り道なく、最短でWEBデザイナーになりたい方へ

ここまでスクールの失敗談とその教訓をご紹介してきましたが、WEBデザイン業界にはこの記事では紹介しきれないほど色々な裏事情、業界話があります。

失敗なく、最短で(最安値で)WEBデザイナーとして稼げるようになりたい方に向けて、日本デザインスクールでは勉強会を開催しています。

日本デザインスクールの説明会ではありません。「スクール選びで失敗した」「めちゃくちゃ頑張って勉強したのに、転職で1つも通らなかった」という方が非常に多い現状を変えるべく、WEBデザイン業界全体のことを教えている勉強会です。

SNSやWEB記事には書けないようなことも詰め込んでいるので、通常4000円(税込)で開催していますが、今だけ応援の気持ちも込めて0円で開催しています。
無料での開催は期間限定なので、WEBデザイン業界に興味がある方や、通おうと思っているスクールで失敗しないか心配な方はぜひ一度ご参加ください。

手に職をつけたいあなたへ。
45日でWEBデザイナーになりませんか?
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