「HSPはWEBデザイナーに向いている」
現在、WEBデザイナーとしてフリーランスで活動しているわたしは、セルフチェックで100%と出るくらいのHSP気質を持っています。
わたしがWEBデザイナーを目指したきっかけは、会社員として生きづらさを感じ悩んでいた時に目にした冒頭の言葉です。
たくさん悩むことはありましたが、HSPならではの特性を活かすことで会社員の時とは違う世界で生きることができています。
- 人の顔色を伺い、無意識に怒らせないようにしてしまう
- 失敗やミス、それに対する指摘に強い恐怖心がある
- 突然の予定変更や、タスクが増えるとパニックになる
- 相手の感情やその場の空気にとても敏感で疲弊してしまう
- 自分のことを話そうと思うと、勝手に涙が溢れてくる
など、上げ出したらキリがないほどHSPならではの経験や悩みがあります。
あなたもたくさん辛い経験をし、苦しい毎日を送っているのかもしれません。
ですが、それはあなたの性格や生き方、環境のせいではなく、生まれ持った特別な“気質”です。
今回は、「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いて実際にWEBデザイナーになったわたしの感想と、WEBデザイナーとして活躍しているHSPの方のリアルな声を紹介します。
また、HSPの特性を活かしてWEBデザイナーとして成功した事例を3つ紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
よく目にする「HSPにWEBデザイナーが向いている」と言われている理由
インターネットやSNSを利用していると「HSPにWEBデザイナーが向いている」という言葉をよく目にします。
では、「HSPにWEBデザイナーが向いている」と言われている理由はどういったことなのか、代表的なものを紹介します。
お客様の意図をくみ取ることができる
HSPは、物事を深く捉え、慎重に考えてから行動するという「深く処理する」能力と相手の気持ちや感情に気付きやすい「深く共感する」能力があります。
その能力は、考えすぎたり悩みやすく、行動に制限がかかってしまうという良くない面として強調されがちですが、WEBデザイナーとして活動する上で大変重要な能力でもあります。
WEBデザイナーは、デザインを必要としているお客様が望んでいる結果を出さなくてはいけません。
そのためには、お客様の考えや想い、その結果を望む意図など深く知る必要があります。ただ、ヒアリングをするだけでは分からない部分までを、共感力の高さと、物事を深く捉える力で自然と汲み取ることができるのです。
繊細で表現力豊かなデザインができる
HSPは、刺激にとても敏感で「過剰に刺激を受けやすく繊細」な人が多いです。
これは、多くの場合「疲れやすい」「眠れない」など悪い面として捉えられています。しかし、この気質もWEBデザイナーとしてとても大切な部分です。
結果を求められるデザインを制作するには、細部にまで気を付けとことんこだわるべきです。
非HSPの方が、出来ない・苦手という訳ではありませんが、HSPの方はこの工程を感受性の豊かさや繊細さで自然とこなしているのです。1mm単位のこだわりで繊細で表現力豊かなデザインをすることができます。
コツコツとした作業が得意
HSPの方は、地道な作業でもコツコツとこなしていけます。
「繊細さ」と「深く処理する」能力を存分に発揮して、抜群の集中力を見せます。
わたしはこの時、自宅などの周囲からの刺激が少ない静かな場所で作業できるとより能力を発揮できます。
自分のペースで、自分の好きな場所と時間で作業できる
これまで説明した通り、HSPは人との関わりや人間関係にストレスを感じやすいです。
そのため、自宅やカフェなど好きな場所で作業ができるWEBデザイナーは、他の働き方に比べてストレスを減らすことができ、HSPの持っている能力を良い方向に出すことができるのです。
HSPがWEBデザイナーになってみて「やっぱり良かった」と思うこと
HSPのわたしがWEBデザイナーになってみて「やっぱり良かった」と思うことを4つお伝えします。
お客様の悩みや課題解決が得意で、とても喜ばれる
HSPの「共感力」や「深く捉える」能力は、普段の生活でも感じています。それは時に、ツラさや悔しさに直結する部分で苦しく感じることもあります。
しかし、WEBデザイナーの今、お客様の想いや悩みの共感という部分でこの能力が大変な強みになっています。
お客様の表情や言葉から、本来のお客様の想いや悩みを汲み取ることができ、想いや悩みの共感、そしてそれを応援、解決したいと心から思っています。
そして、その想いがお客様にも伝わり、より良い制作物へと繋がっていると感じます。
細かな調整、色やフォントなど繊細なデザインを売りにできる
HSP=「繊細さん」と言われるほど、HSPは意識せずとも繊細さに長けています。
WEBデザイナーの基本は、お客様の課題解決です。デザインを作ることのできるデザイナーはたくさん存在します。
しかし、お客様の課題解決をするためにはお客様が求める「ターゲットの心を動かす」デザインが求められます。
そのため、ターゲットに刺さる色やフォントの選定はもちろん、1mm単位の細部の調整までこだわります。
わたしも、デザインをしていて「どこまでこだわるのか…」と自分でも思うほど、長時間パソコンとにらめっこをしている毎日です。
ですが、そのデザインはお客様に感動していただき、リピートやご紹介へと繋がっています。この瞬間は、HSPでも諦めずに挑戦して「やっぱり良かった」といつも思います。
フリーランスとして働ける
WEBデザイナーは、フリーランスという働き方を選択できる職種です。
フリーランスとして働くことでHSPにとって3つ良いことがありました。
- 仕事量を調整できる
- 好きな時間に働ける
- 苦手と感じる人との仕事を避けることができる
この3つはHSPのわたしとってWEBデザイナーになって「やっぱり良かった」と思う点です。
わたしは、マルチタスクや急な予定変更がとても苦手です。会社員時代は、日々求められる仕事が決まっていて全てこなさなくてはなりませんでした。急な予定変更や、仕事が立て込むとキャパオーバーでパンク寸前になることもしばしば…。
また、しっかりと計画を立てて行動しないと不安になるため、作業に入るまでの時間が人より多くかかってしまいます。
そのため、好きな時間に仕事ができるということもとても大事なポイントです。自分のキャパを知り、自分の能力を存分に発揮できる範囲で仕事を受けることができます。
デザインの仕事は、納期が長いものもあるので、自分に合った仕事を取れるようになるとより働きやすくなりますよ。
また、会社員時代は一緒に働く上司やお客様を選ぶということはもちろんできませんでした。どんなに自分と合わない方とも、関わり合っていくことが当たり前で我慢するしかありません。
しかし、現在は自分で仕事をとってくるという方法のためそもそも自分が苦手と感じる方の仕事は受ける必要がありません。
駆け出しの場合は、実績を積むためにも様々なお客様の対応をする必要があるため最初は辛いかもしれませんが、そこを乗り越えたら自分の知っている方との繋がりでお仕事をすることができるようになります。
人との関わりが苦手なHSPにとって、自分が安心できる方と仕事ができることは何より重要かもしれません。
HSPの方に多いと思いますが、メンタル面からくる体調を崩しやすいということも、今の働き方だとカバーしやすく気持ちの面でもとても安心できるため「やっぱり良かった」と思っています。
自分と同じHSPの方と一緒に働くことができる
わたしが、WEBデザイナーになって「やっぱり良かった」と一番思うことは、自分と同じHSPの方と一緒に働けることです。
わたしは会社員時代、周りの方とHSPについて話した経験はありません。
会社員時代の自分は「HSP=弱み」という風に感じていたことも理由のひとつではありますが、会社員として日々奔走する中で、仕事ができない人と思われたくない、そもそも理解なんてされないだろうと思って隠していました。
しかし、WEBデザイナーになってからは「HSP=強み」という気持ちを持つことができるようになり、オープンにすることで多くのHSPのWEBデザイナーの方に出会いました。
もちろん、意気投合するのもあっと言う間で仕事やプライベートでの共感部分も多くあり、一緒に仕事をする際もとても思いやりを感じられて居心地が良いです。
HSPがWEBデザイナーになって「悩みがゼロ」になる訳ではなかった
わたしが、実際にWEBデザイナーになって、HSPが苦手とする人間関係の悩みがゼロになる訳ではありませんでした。
現在、わたしはフリーランスのため在宅で仕事をしています。
通勤もなく、上司や先輩のいない静かな環境での作業はとても快適です。
WEBデザイナーという職業に限らず、HSPの方が働く上で大切なのは『環境』なのではないかと思います。
どんなに、自分に合っている職種であったとしても、刺激を受けやすいHSPにとっては環境がベストでなければ、全て“つらい仕事”になってしまうのです。
逆に言えば、自分にとって「ベストな環境」で仕事が出来れば、HSPの方はどんな職種でも“楽しい仕事”になるかもしれません。
WEBデザイナーという職種がHSPの方に合っているということは既にご説明しましたが、そのWEBデザイナーは、HSPのわたしにとって「ベストな環境」である在宅勤務という働き方を選択できる職種のひとつです。
ただ、わたしのように人との関わりが苦手なタイプは、フリーランスとして働く上で「営業」という1番苦手な壁にぶつかったことも事実です。
分かってはいましたが、やはり苦手なものは苦手でした。突撃訪問なんてもちろん、いきなりの電話やDMをするのも怖いくらいです。
クラウドソーシングサービスに登録して、少しだけ活動してみましたが、結局は「営業」活動が必要となり、挫折してしまいました。
そんなわたしですが、今は自分なりの働き方を見つけられています。チームで働くことで苦手な営業を得意な方にしてもらったり、もともと知っている信頼できる方からのご紹介などでお仕事をいただくことで「営業」という苦手分野を徐々になくしていけています。
とはいえ、大変なところもあります。
チームメイトや、お客様のお言葉ひとつひとつを深く捉えすぎてしまったり、些細な言動で相手の感情の変化に気付いてしまい、本音や意見が言えなくなってしまうこともあります。
そうなってしまうことは、HSPには避けられないことだと思っているので、わたしは自分の中で懸命に処理しています。
WEBデザイナーはHSPにとって働きやすい職業であるのは間違いないですが、悩みがゼロになるわけではないので、その点は知っておいてくださいね。
【HSPにおすすめ順】WEBデザイナーの働き方3つ
ここでは、WEBデザイナーの働き方について、HSPのわたしが考える【HSPにおすすめの順】で3つ紹介します。
【★★★★☆】チーム(仲間)を作って働く
HSPに最もおすすめなWEBデザイナーの働き方は、チームを作って働くことです。HSPが苦手とするのは「営業」の部分ではないかと思います。
苦手とする部分をチームを作ることで、得意な方にお任せすることができます。そうすることで、自分は得意なデザインの業務に集中して取り組むことができます。
わたしは、デザインのオンラインスクールで出会った方や、SNSで出会ったデザインコミュニティの方、地元の交流会で出会ったデザイナー集団など…
様々な方に助けられています。人と関わっていくことが苦手なわたしでもできたので、勇気を出して様々なところへ顔を出してみることをおすすめします!
【★★★☆☆】個人で動く
次におすすめなのが、個人で動く働き方です。先ほどのようにチームではなく、営業から顧客対応…納品まで、全て一人で行います。
営業や顧客対応が苦と感じない方は、最初から最後まで一人で完結するため余計なストレスなく仕事をすることができます。
【★★☆☆☆】会社員として組織の中で働く
最後は、会社員として組織の中で働く働き方です。それぞれの会社の体制にもよりますが、チームでの働き方同様、営業、顧客対応、デザインとそれぞれ分業されていることが多く、デザインの仕事に集中して取り組むことができます。
ただし、会社員のためデザイン以外の雑務が発生したり、苦手な人間関係に悩まされる可能性があります。
フリーランスで働くのとは違い、給与面や福利厚生など良い面も多くあるのでしっかりと会社を見極めることで、働きやすい環境を手に入れることができるでしょう。
他にも、ご自身に合った働き方があると思います。今後の働き方の、参考にしてみてください。
「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いてWEBデザイナーになった人のリアルな感想
筆者と同じく、「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いてWEBデザイナーになった人は身近にいます。
仕事について話していると、話が合い分かり合えることも多く本音を話せるとても貴重な存在です。そして、「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いてWEBデザイナーになった人が多いように感じます。
今回、仲良くしていただいているHSPのお二人に「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いてWEBデザイナーになったリアルな感想をインタビュー形式でお聞きしました。
WEBデザイナーSさんのお話(外向型HSP)
1)WEBデザイナーになって良かったことはなんですか?
前職では、介護福祉士として15年以上勤務していました。私は外向型のHSPなのでコミュニケーションに躓くことはなかったのですが、とても人疲れをしてしまうところがあります。
察知能力が高いので周りの空気を感じ取りやすく、期待に応えなくてはいけないというプレッシャーが常にあり、考えすぎてよく体調を崩していました。
WEBデザイナーになって、在宅勤務になったことで時間や周りの人のことを気にせず自分のペースで仕事ができるようになったことが1番良かったことです。また、HSP故の繊細さがデザインに生きていて、繊細かつしなやかなデザインができるのも強みだと思っています。
2)WEBデザイナーの仕事をする中での、HSPならではの悩みはありますか?
デザインのクオリティにこだわってしまい、何度も確認と微調整を繰り返し時間がかかってしまうところです。
クライアントワークでは、ヒアリングをする際に親身になりすぎて何時間もお話を聞いていることも頻繁にあり、切り替えが難しいなと思っています。
3)HSPの特性を活かした、あなたならではの仕事の取り方を教えてください。
自分にとって安心と思える人と仕事をするため、交流会やコミュニティ、紹介でお客様と繋がることが得意です。やはりリアルに勝るものはないと思っていて、積極的に人と会うことを大事にしています。
コミュニケーション能力は高い方だと思うので、初めましての時には仕事をとりにいくというよりは仲良くなることを目指しています。信頼関係が強くなれば必然的にお仕事に繋がるようになります。
WEBデザイナーCさんのお話(内向型HSP)
1)WEBデザイナーになって良かったことはなんですか?
毎日、通勤の満員電車の中で周りが気になる、匂いがきつい、音がうるさい、人が多くて人酔いするなど、会社に行くまでに疲れてしまっていたので、在宅で作業出来る環境がとても嬉しいです。
また、人に監視されることに精神的な苦痛を感じていたため、そこから解放されたこともとても良かったです。
2)WEBデザイナーの仕事をする中での、HSPならではの悩みはありますか?
クライアント様からのメッセージなどで、一喜一憂してしまいます。
お相手のメッセージの意図や自分からのメッセージについて心配しすぎたり、考えすぎて、全てにおいて時間がかかってしまいます。
「返信は、この文章でいいかな?」
「デザインは、これでいいかな?」
など、ずっと気になってしまいます。
3)HSPの特性を活かした、あなたならではの仕事の取り方を教えてください。
まだ、経験が浅いため明確な方法は模索中ですが、これまでの体験を経て、1人ではなく自分が信頼できる人との少人数のチームで働く方法が合っているのではないかと思い、同じ思いの人との情報交換などを進めています。
以上、「HSPはWEBデザイナーに向いている」と聞いてWEBデザイナーになったHSPのお二人のお話でした。
HSPの中でも、外向型・内向型の二つのタイプがあるため、タイプによって違いもあることが分かりました。あくまでも個人の感想なので、参考程度に捉えてくださいね。
“HSPだからこそ”WEBデザイナーとして成功した事例3つ
HSPについて、良いところも悪いところも話してきました。
ここでは、“HSPだからこそ”WEBデザイナーとして成功した事例を3つ紹介します。
HSPならではのデザインスキルと丁寧なやりとりで、ライバルに勝った事例
何度も言っていますが、HSPは人間関係が苦手で、相手の言葉、表情ひとつに一喜一憂してしまいます。
WEBデザインの仕事の取り方は、直接の営業だけではありません。顔を見て営業やヒアリングを行うことが苦手と感じていたHSPの方でも、チャットでのやり取りが可能なクラウドソーシングサービスを活用してどんどんお仕事をいただくことができています。
その際、重要になるのがデザインスキルの高さと丁寧なやり取りです。
HSPが得意とする繊細なクオリティの高いデザイン力と、相手を思いやる丁寧なやりとりによって、何万人もいるライバルの中から選ばれ、リピートしてもらえているのです。
多くの顧客対応を経験することで自信がつき、徐々に活動の場を広げているので、まず第一歩としてHSPだからこそできる今の力を発揮できる場所で、活躍していきましょう。
安心できる人のご紹介でお仕事を繋げてもらった事例
こちらは、わたし自身の話です。わたしは、HSPの良くない能力を発揮しすぎてしまい直接の営業も、クラウドソーシングサービスの利用も挫折してしまいました。
そんな中でしたが、もともとの知り合いの方のご紹介や、所属するコミュニティ内のご紹介、交流会での新たな出会いなどでお仕事をいただいています。
交流会への参加も、当初は「できない!」と思っていましたが、HSPならではの共感力で相手のお話をじっくりとお聞きする姿勢に、好感を持っていただけました。
そこでも、HSPのデザイナーの方と出会うことができ、お客様だけでなく、後々仕事を振り合える仲間との出会いにも繋がりました。
ライバルのいない安心安全な場所でお客様に出会った事例
人と比べて落ち込んでしまうタイプの方は、クラウドソーシングサービスなどでライバルに尻込みしてしまうこともあります。
この方は、まさにそのタイプだったため、そもそもクラウドソーシングサービスは利用しないと早々に決めたそうです。
そして、活動の場として選んだのが「オンラインサロン」でした。
オンラインサロンでは、参加者の中にデザイナーがおらずライバルのいない、自分にとって安心安全な場所でお客様に出会うことが出来たのです。
少人数のオンライサロンに入り、「デザインだったら僕に任せてください!」というNo.1になることを心がけていて、最初は、小さな案件から受注し、リピートをいただけるようにしていったそうです。
▼こちらが、参考にした動画です。
HSPがWEBデザイナーになるための勉強方法
ここまで、HSPとWEBデザイナーについてお話してきました。
WEBデザイナーに挑戦したいと思った方へ、WEBデザイナーになるための勉強方法とそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
また、HSPの方がオンラインスクールを選ぶ際にどんなスクールがおすすめかを紹介しています。
独学
学習方法
・YouTube
・本
・買い切り型の学習動画 など
メリット
・自分に合った学習方法で学べる
・カリキュラムに頼らず自分の力で学ぶ力がつく
・費用がかからない
デメリット
・スキルを習得するのに時間がかかる
・スキルの習得度合いが自分では分からない
・自己管理が必要
独学でのデザイン学習は、費用面ではかなり抑えることができますが、固い意志や自己管理力が必要なうえ、他者からの評価を得られないため工夫が必要となるでしょう。
スクール(通学・オンライン)
学習方法
・動画学習
・対面学習 など
メリット
・デザイン講師に直接添削してもらえる
・しっかりとしたカリキュラムとサポートがある
・転職サポートや案件保証がある
デメリット
・費用がかかる
・(通学の場合)通学に時間がかかる
スクールでのデザイン学習は、独学に比べて費用がかかりますが、しっかりとしたカリキュラムとサポート体制で、デザイン講師から直接学ぶことができます。
HSPにおすすめなのは、講師や受講生との交流が多いオンラインスクール
HSPは、一人での作業は得意ですが、不安や焦りを感じやすく、一度不安を感じるとその不安から抜け出せなくなります。
そんな時に、講師や受講生の方と気軽にやり取りができる環境であれば、最後までしっかりとスキル習得ができます。
様々なスクールがありますが、わたしが受講した日本デザインスクールでは、少人数のチーム制のためHSPが得意な少人数での濃い関係を築くことができる上、講師の方との距離も近く「こんなこと聞いてもいいのかな?」という余計な迷いもなく気軽に質問をすることができました。
同期もたくさんいるので、生活環境が似ていたり気の合う方に必ず出会えますよ!
全体講義や、チーム決起会などでzoomを使用するため、その後、デザイナーとして活動するためのコミュニケーションの特訓にもなりました!
日本デザインスクールでは、無料のセミナーを行っています。
わたしも、ドキドキしながらこの無料セミナーに参加してWEBデザイナーの働き方を知り受講を決めました。
ぜひ、おすすめなのでまずは一度無料セミナーにご参加してみてはいかかでしょうか。
きっと、あなたの心のもやもやが晴れますよ!
⇒日本デザイン「働き方セミナー」
さいごに
わたしはこれまで、介護職と事務職を経験してきました。
実は、介護職と事務職はどちらもHSPに向いていると言われることのある職種です。
介護職ではHSPの特徴のひとつである共感性を発揮したり、事務職ではHSPが得意のコツコツ作業でやりがいを感じていました。しかし、これもまたHSPの特徴として、マルチタスクや情報過多によって、必要以上に周囲の情報を受け取り精神的に消耗してしまい、長く続けることができませんでした。
HSPの方が自分らしく働くには、仕事内容だけでなく働く環境や方法がとても重要であると、環境が変わった今改めて思います。
今回、執筆をする中で自身やHSPについて深掘りすることで、改めて「HSPの素晴らしさ」に気付きました。
HSPは、決してネガティブな特性ではありません。
HSPを負荷やマイナスに感じることは今日から辞めましょう!
あなたは、とても頑張り屋さんでとても素敵な方です!
HSPの特性を存分に発揮できるWEBデザインの仕事。そして、WEBデザイナーだからこそできるHSPの特性を活かした働き方で一緒に人生を変えていきましょう。