【完全解説】男性にWEBデザイナーをオススメする5つの理由

WEBデザイナーは男性でも稼げる仕事?そう不安に思っていませんか?

結論、WEBデザイナーは男性でも稼げる仕事で、今の収入を維持、あるいはそれ以上に稼げて家族との時間を増やせます。

弊社が運営する日本デザインスクールでは、累計2,000名以上のWEBデザイナーを指導し、人によっては会社員時代よりも稼げていたり、フリーランスで月収100万円を達成した元営業マンもいました。

ただ、WEBデザイナーにも実績や作業内容、ポジションなどで収入も働き方も大きく異なります。

まずは、あなたの理想の働き方を漠然とでもいいのでイメージして、それを叶えられそうな働き方を定めることがポイントです。

今回の内容を踏まえることで、WEBデザイナーの年収はもちろん、働き方の違いを理解できます。あなたにあった働き方が見つかるようにまとめたので、ぜひ参考にしてください。

目次

男性にWEBデザイナーをおすすめする5つの理由

結論から言うと、WEBデザイナーは男性におすすめの仕事です。

「あまり稼げないのではないか」
「未経験で仕事にするのは難しい」
「残業が多くて今の仕事と変わらない」

このような不安を感じている方に向けて、WEBデザイナーをおすすめする5つの理由を解説していきます。

家族を養うのに十分な収入を得られるから

1つ目の理由はWEBデザイナー単体でも生計を立てるのに十分な収入を得られるからです。

WEBデザイナーの平均年収360万円に対して、4人家族の生活費の平均は月33万円(年間396万円)なことから、楽に生活できるとは言えません。

引用元:ナビナビ保険

ですが、WEBデザイナー全体の給与幅は279〜784万円と幅広く、

  • 年齢
  • 経験年数
  • 働き方(会社員かフリーランスかなど)

    などによって収入が大きく変わるのです。

    また、WEBデザイナーの仕事は表のように、制作物によって作業時間や単価が大きく異なります。

    作品の種類

    制作時間の目安

    単価/制作物

    バナー

    30分〜2時間

    数百円〜2万円

    WEBサイト

    2ヶ月〜4ヶ月

    40〜150万円

    ランディングページ

    1ヶ月

    5〜50万円

    スキルアップして高単価のものを制作できるようになれば、一家の大黒柱として生計を立てていくことは十分可能です。

    スキルや実績次第で転職も独立もしやすいから

    2つ目の理由は、スキルレベルや実績次第で転職や独立もしやすいことです。

    実は、ある調査によると男性の3人に1人は転職したいと回答しています。

    WEBデザイナーに転身した人の9割はサラリーマン経験をしており、現状会社員として働いている人が転職するのにWEBデザイナーはオススメなのです。

    ただし、誰でもWEBデザイナーとして活躍できるわけではありません。

    重要なのはクオリティの高い作品が作れるWEBデザイナーになれるるかどうかです。

    企業に転職するにしても、起業するにしても実績があれば活躍できるのがWEBデザイナーです。

    参考:株式会社RaiseTech「Webデザイナーへの転職率は9割以上!Webデザイナーの自由度や収入はどれくらい?」

    在宅勤務が可能で家族との時間が増えるから

    WEBデザイナー最大の魅力はパソコン1つで好きな時に好きな場所で働けることです。

    「家族との時間を確保したい」
    「大切な人と一緒に過ごしたい」

    と思っても残業などで時間が取れないですよね。

    WEBデザイナーであれば高収入を目指せるだけでなく、仕事のペースも場所も調整できるため、プライベートも充実させながら働けるのです。

    職場内の人間関係を気にせずに働けるから

    WEBデザイナーはパソコンがあればどこでも自由に働けますし、フリーランスとしても活躍できます。

    男性の転職理由トップ3は、

    1. 収入
    2. 人間関係
    3. 社内の雰囲気

    出典:doda「転職理由ランキング【最新版】みんなの本音を調査」

    つまり収入以外は社内の人とのつながりにあるのです。

    WEBデザイナーであれば、クライアントとのやりとりはあってもそれ以外では必ずしも関わる必要はなく、人間関係のストレスは大きく減らせます。

    仮にクライアントと相性が悪くてもその案件限りで縁が切れるので、ずっとストレスを感じることはありません。

    将来性があり露頭に迷うリスクが少ないから

    WEBデザインは将来的にも求められるスキルで、いきなり需要が途絶えることはありません。

    なぜならWEBデザイナーの仕事は広告バナーやWEBサイトの制作であり、それらが必須のEC市場は今後も伸びていくと見られるからです。

    ECの市場規模

    引用元:経済産業省調査

    さらに、WEBサイトを見渡してみると男性向け商品も女性向け商品も同じくらい流通していますし、男性むけの商材であれば男性の方がどういったデザインがいいのかなどわかることも多いですよね。

    だからこそ、男性のWEBデザイナーの需要も今後増えていくと思われます。

    【世代・職歴別】男性WEBデザイナーの平均年収を公開

    WEBデザイナーの魅力をお伝えしましたが、一番気になるのは本当に稼げるのかですよね。

    特に今後のキャリアや、家庭を持った時のことを考えると自分の年齢でどれくらい稼げるのか、未経験から始めたとして目標の収入にどれくらいかかるのかは特にチェックしておきたいポイントです。

    今回は年齢別、経験年数別に収入をご紹介します。

    年齢別収入の比較

    まずは男性のWEBデザイナーにおける年齢別の年収、月収をご紹介します。

    それぞれ下の表の通りです。

    年代

    平均年収

    月収

    20~24

    290万円

    22.3万円

    25~29

    346万円

    25.3万円

    30~34

    409万円

    29.7万円

    35~39

    450万円

    32.2万円

    40~44

    516万円

    36.6万円

    45~49

    512万円

    37.4万円

    50~54

    581万円

    40.2万円

    55~59

    548万円

    38.7万円

    引用元:求人ボックス給料ナビ

    20代〜40代半ばまではコンスタントに上がっていきますが、そこから一度止まることがわかります。

    先ほどお伝えしたように、WEBデザイナーはスキル次第で獲得できる案件も変わるため、単価数千円の案件しか受注できないケースもあれば、単価数十万円の案件を複数受注できるケースもあります。

    経験年数別収入の比較

    WEBデザイン業界は実力主義の世界なので、経験年数によって決まるわけではありません。

    ですが、始めてからどれくらいで必要な収入を達成できるのか目安は知っておきたいところ。

    今回は1年目、3年目、5年目で比較してみます。

    年数

    平均年収

    備考

    求められること

    1年目

    200〜400万円

    単価の低いものが多い

    指示通りにできるスキル

    3年目

    400〜600万円

    フリーランスの方が稼げる場合もある

    LPを制作するスキル、ヒアリングしたものを形にするスキル

    5年目

    600〜1,000万円

    実績やスキルレベルで差が開く

    質と量を維持しながら作業スピードを上げること

    引用元:ITプロマガジン調査

    WEBデザイナーの平均年収の推移

    平均年収の推移を見てみると2019年から2020年にかけて上昇し一定の水準を保っています。

    収入のグラフ

    引用元:doda調査

    冒頭でもお伝えしたように平均年収は全職種と比較すると低いですが、スキル次第で収入アップを狙えますし、今後WEBデザイナーの需要が大きく減少することも考えにくいです。

    そのため、今スキルを磨いてWEBデザイナーになれば今後一定の生活を送ることは可能です。

    雇用形態別の平均年収の比較

    続いて、WEBデザイナーの雇用形態別の年収を比較してみます。

    雇用形態の中には、会社員、派遣社員、パート、副業、フリーランスがあり、まとめると表の通りです。

    平均月収

    平均年収

    会社員

    30万円

    360万円

    派遣社員

    31万円

    380万円

    パート

    20万円

    230万円

    副業

    10〜30万円

    120〜360万円

    フリーランス

    40〜70万円

    480〜840万円

    引用元:株式会社アシロ調査

    会社員、派遣社員、パートは一定の収入を得ることは可能ですが、単体だと大きな収入を狙うのは厳しいかもしれません。

    本業にプラスして副業などでやる分には、自由度が高くある程度の収入を得られます。

    WEBデザイン単体で一定の収入を得るのであれば、フリーランスがオススメです。

    副業とフリーランスは経歴や実績、スキル、案件によって大きく変動するため参考としてみてください。

    WEB業界の業種別平均年収の比較

    WEBデザイナーと同じようにパソコン1つでできて、自由度の高い職種は他にもあります。

    それらと比較するとWEBデザイナーの平均年収は高くありませんが、下の表のように振れ幅が大きく最高値をみると一番高いのがWEBデザイナーです。

    実績やスキルが伴えば高収入を目指せるのがWEBデザイナーの魅力です。

     

    WEBデザイナー

    344万円

    150~1800万円

    記者・ライター

    468万円

    150~1600万円

    コピーライター

    372万円

    180~1000万円

    WEBプロデューサー、ディレクター

    428万円

    150~1200万円

    コーダー

    316万円

    150~650万円

    引用元:転職会議調査(WEBデザイナー)
    引用元:転職会議調査(記者・ライター)
    引用元:転職会議調査(コピーライター)
    引用元:転職会議調査(WEBプロデューサー、ディレクター)
    引用元:転職会議調査(コーダー)

    WEBデザイナーの中の性別・年齢の内訳

    WEBデザイナーの4割が男性ですが、その内訳をご紹介します。

    WEBデザイナーの4割は男性

    WEBデザイナー全体の男女比は下記データが示す通り、4:6です。

    男女比

    実際、弊社が運営するWEBデザインスクールの受講生の6〜7割が女性です。

    出産を機に自宅でできる仕事をと思いWEBデザインを選ぶ方もおり、WEBデザイナー全体としても在宅ワークなどの選択肢の1つとしてWEBデザイナーをしている方もいると考えられあます。

    ただ、先ほど収入などもお伝えしましたが、働きやすさや待遇面では男性でも十分活躍できる仕事なので、あくまで全体像として把握しておけば大丈夫です。

    クリエイティブ人材の6割が25〜34歳で転職している

    dodaの調査によると、デザイナー/クリエイター(出版/広告/WEB/映像関連)への転職の平均年齢は32.1歳です。

    さらに下のグラフのように、25〜34歳が全体の6割を占めており、結婚や出産など今後の生き方を決めるタイミングで転職をしている人が多いことがわかります。

    デザイナー/クリエイター(出版/広告/WEB/映像関連)への転職の年齢

    引用元:doda調査

    スクールの受講生の5割以上の男性が20代と30代

    弊社が運営しているデザインスクールの受講生も市場と同じように男女比が4:6ですが、男性の内訳を見ると下のグラフのようになります。

    スクールにおける男性受講生の年齢比

    20代と30代で約6割を占めていますが40代約2割と一定数いることがわかり、平均年齢をすぎても正しい学習法で学べばスキルを手に入れることは可能ですし、卒業後活躍されている方もたくさんいます。

    WEBデザイナーの働き方は3種類

    WEBデザイナーに転身する場合、副業、転職、フリーランスの3つが選択肢としてあります。

    それぞれを比較すると表の通りになります。

    副業

    転職

    フリーランス

    始めるハードル

    補償

    ×

    失敗のリスクの有無

    ×

    稼働時間の自由度

    人間関係のストレスの有無

    ×

    収入の高さ

    それぞれの働き方をご紹介します。

    副業として働く

    1つ目が副業として働くケースです。

    副業であれば空いた時間で自分のペースで働けます。

    本業が忙しい、あるいは家庭を持っている場合、いきなり未経験の業種に挑戦するのは楽なことではないかもしれません。

    ですが、副業であれば仕事終わりや土日に数時間取るところから始められるため、比較的ハードルが低いです。

    さらに、デザイン力やスピードを上げる訓練として、無理のない範囲で実務経験を積めるのもメリットです。

    将来転職した時に起こりうる残業もスキル次第ではだいぶ回避することも可能です。

    すでに転職を考えている方は副業から始めてみてください。

    会社員として働く

    2つ目が会社員としての働き方です。

    会社員として働く場合、インハウスデザイナーと制作会社の2種類があります。

    それぞれの働き方やメリットをご紹介していきます。

    インハウスデザイナー

    インハウスデザイナーとは、一般企業のWEB担当部署で働くデザイナーのことです。

    制作するのは自社の制作物に限られるので、一般的なWEBデザイナーのように納期の短い仕事を複数抱えたりクライアントに振り回されたりするストレスはないです。

    社内の案件がメインなのでスケジュール管理もしやすく、計画的に業務を進められれば残業もほとんどありません。

    制作会社での働き方で大きく異なるのは、デザイン以外にもいろいろな仕事をするチャンスがあること。

    企画のミーティングに参加したりデザインスキルを活かして広報担当と協力して商品のPRを考えたりとキャリアの幅を広げられるメリットがあります。

    制作会社

    制作会社に勤める場合、顧客から依頼を受けた個別の案件を担当するため、納品が完了すれば終了です。

    インハウスデザイナーと同様に福利厚生など一定の環境は整っているのでリスクなく、着実に収入を得たい方にはオススメです。

    ただし、クライアントはWEB制作に関して素人であることが多く、無理難題や無茶な要望に振り回されるリスクもあります。

    クライアントからの返信が遅く納期に間に合わない、急な変更を求められる、納期間際に急な変更を依頼されるなど、これらに対応する必要があり、インハウスデザイナーに比べると残業が多いケースもあります。

    フリーランスとして働く

    ちゃんと収入も確保しないといけないけど家族との時間もちゃんと取りたいなど、自由度を持って働きたい人はフリーランスがオススメです。

    自己管理ができないと時間も収入も苦しくなるリスクがありますが、スキルや実績があり自己管理ができれば、高単価の案件を受注できて少ない作業時間で今以上の収入を狙えます。

    始めるタイミングでは一番リスクのある働き方ですが、将来的に高収入かつ自由な働き方を実現したいのであれば、一番オススメなのはフリーランスです。

    実際にWEBデザイナーに転身した男性の事例

    男性WEBデザイナーにオススメの働き方をご紹介してきました。

    ここからは実際にWEBデザイナーとして活躍している男性の事例を3人ご紹介します。

    未経験からそれぞれ理想の収入や働き方を実現している方々なので、参考にしてみてください。

    繊細さんでも月収50万円達成

    元々電機メーカーのカスタマーサポートをしていた齋藤さん。

    3回倒れるくらいハードワークをしていましたが子どもがいたため働き続けていました。

    今の仕事を辞めたいと思いYouTubeで弊社スクールを見つけ、楽しそうと思って独学で学んでいましたが限界を感じてスクールを受講。

    卒業後はオンラインサロンで案件を受注し、月収50万円以上を達成しました。

    会社員時代に比べて家族との時間が増え、2週間に1回ディズニーランドに行けたり好きな旅行に行けるようになるなど、収入を上げながらプライベートも充実しているそうです。

    元営業マンが半年で70万円達成

    元不動産系の営業マンだった飯倉さんもWEBデザインで働き方がガラッと変わりました。

    30歳でデザインと関係ない分野で独立しましたが、多くのクライアントがデザイナーを求めていることがわかり需要の高さを実感。

    デザインに少しも触れたことがなくパソコンも苦手なところからデザインを学び始めました。

    スクール受講中に初案件を受注し、卒業も知り合いに「デザインを作らせて欲しい」とメールを送り続けて案件を受注していました。

    その後、ココナラというクラウドソーシングサイトを使って初月で案件を13件獲得、さらに3ヶ月で最高ランクになりLP制作の問い合わせが一気に増え現在もスクール講師として活躍しています。

    WEBデザインで家族との時間も収入も倍増

    卒業生の藤澤さんもWEBデザインを通して人生が変わった1人です。

    会社員時代は家に帰るのはいつも終電、土日の出勤も多く時間的制約が大きい働き方をしていました。

    子どもが産まれても一緒に過ごす時間がなかなか作れず自分の時間の使い方を見直そうと決意。

    スキルを探していたときにWEBデザイナーを知り、弊社スクールのYouTubeを見て受講を決めました。

    バナーやホームページのデザイン、単価の高いランディングページを作れるようになり、SNSなどで集客をして月収100万円を達成しました。

    子どもの寝顔しか見れなかった会社員時代から、ほぼ毎日起きている息子と遊べるようになり人生が180度変わったと言っていました。

     

    今はWEBデザイナーを目指すのを避けた方がいい人の共通点

    WEBデザインは、正しい学習法で学べば基本的には誰でもできる仕事かつ一定以上の収入を狙える仕事です。

    ですが、今までWEBデザイナーを目指す人、実際に学んでいる人を見てきてうまくいかなかった人もいて、その人たちには共有点が3つありました。

    もし当てはまる場合は、今はWEBデザイナーを目指すのは避けた方が良いかもしれません。

    諦め癖のある人

    1つ目が諦め癖のある人です。

    WEBデザインは1日でいきなり上手くなるスキルではありません。

    たくさん手を動かしていくうちにだんだんスキルが上がっていることに気付けるのですが、そこまでの道のりは人によって違います。

    すぐにできずに諦めてしまうと、本当はもう少し頑張っていたらできるようになったのにと言う方も過去にたくさんいました。

    辛いと思った時にあと一歩できるかでWEBデザイナーとして食べていけるかが変わります。

    自己管理ができない人

    WEBデザイナーは、依頼されたものを期日までに納品するのが基本的なスタイルです。

    そのため、最終納品日から逆算して、初稿の完成日、先方や上司の確認などスケジュール管理が必須です。

    ですが、中にはスケジュール管理が苦手な方もいますし、そういった方はスキルがあっても独り立ちした時に苦しむ傾向があります。

    現場で納期割れするとクライアントからの信用が無くなり活躍するのが難しくなるのです。

    趣味の時間も取れないくらい仕事が忙しい人

    現状仕事が忙しすぎる人は、時間に余裕ができてから始めるのも1つの手です。

    特にデザイン未経験の場合、収入を得るレベルまでスキルを磨くには一定の時間がかかりますし、ある程度まとまった時間が必要です。

    受講生の多くは今までネットサーフィンしていたりテレビを見ていたりした時間を勉強に当ててスキル習得をしています。

    ですが、趣味の時間も取れないくらい忙しい場合はどうやってもデザインの勉強をするのは厳しいです。

    そのため、今ではなくもう少し余裕が生まれてからデザインを学ぶのがオススメです。

    WEBデザイナーに向いている男性の特徴

    WEBデザインに向いていない人の共通点をご紹介しましたが、逆にデザインを身につけるのが早い人、あるいは案件受注するまでの期間が短い卒業生が一定数います。

    基本的に最終的には誰でもデザインで稼げるようになりますが、その中でもあえてデザインに向いている、早く結果を出す人の特徴という視点で見てみてください。

    地道でコツコツと作業するの好きな人

    地道な作業やコツコツ作業するのが好きな人はWEBデザイナーに向いています。

    WEBデザイナーに対して華やかなイメージや派手なイメージを持っているかもしれません。

    ですが実際は、

    • 文字を読みやすく調整する
    • 画像を切り取ったり明るさを調整する
    • イメージが伝わるように配色を工夫する

    など1つの作品を作るのに細かい作業の積み重ねです。

    1つ1つは地味ですがこれらを丁寧に重ねて良い作品が完成し、完成した瞬間の喜びはかけた時間の分感じられます。

    こうした地道な作業を続けられる性格の人は向いていると言えます。

    細かいところに気付ける人

    細かいところに気付ける人、細部までこだわって仕事ができる人もWEBデザイナーに向いています。

    WEBデザイナーに求められるのは単にバナーやホームページのデザインを制作することだけではありません。

    1つのデザインを制作する際に、クライアントのニーズを満たすデザインを求められます。

    細部までこだわらなければそうしたデザインを制作できません。

    たとえば、同じコピーでもターゲットが20代なのか40代なのかで配色やフォントも変わりますし、同じ20代でも大学生か会社員か主婦かでもメッセージが伝わりやすいテイストは変わります。

    ターゲットとなるユーザーに本当に刺さるデザインは何かを突き詰めたデザインは人の心を動かします。

    細部までこだわりを持って仕事ができる人はWEBデザイナーに向いているのです。

    素直な人

    素直な人はデザイン力向上が早いです。

    ここでいう素直さとは、言われたことをまずはやってみるという姿勢のこと。

    デザイン力が上がりにくい人はアドバイスを無視して、こうした方が良いと押し通す傾向があります。

    ですが、プロの目から見て直すべき点は現場でも同じく指摘をされたり、お客さんが見て違和感を感じたりする箇所なのです。

    そこに素直に修正、取り入れる姿勢があればその時点でデザイン力は少しずつでも上がっていきます。

    デザインの学習はプロから見たときの違和感をなくしていくことがポイントです。

    男性におすすめのWEBデザイナーになる3ステップ

    最後にWEBデザイナーになる3ステップをご紹介します。

    WEBデザイナーになる方法は、いくつかありますが本業が忙しいという男性でも実践可能な方法に絞って解説していきます。

    WEBデザインの基礎を学ぶ

    まずはWEBデザインの基礎を学ぶところからスタートです。

    WEBデザインを学ぶ方法は、大きく分けて独学とスクールの2つですが、忙しい男性にはスクールがおすすめです。

    その理由を説明するのに、それぞれのメリットとデメリットを下記にまとめてみました。

    独学

    スクール

    メリット

    自分のペースで学べる

    学習費用を抑えられる

    短期間でスキルが身につく

    仲間がいるのでモチベーションを維持しやすい

    デメリット

    モチベーションの維持が難しい

    スキル習得までに時間がかかる

    スクール費用が高い

    まとまった時間が必要になる

    忙しい男性にとっては自分のペースで学んだ方が良いと思いがちですが、時間のある時にと思って気づいたら半年何もせずというケースも珍しくありません。

    また、忙しい中で一人で勉強を続けるのは想像以上に大変で、時間の有無以上にモチベーションを維持するのが大変です。

    だからこそ、時間をまとめて撮るのは大変かもしれませんが短期間で効率よく、しかもモチベーションを維持できるスクールがおすすめです。

    ポートフォリオを作る

    WEBデザインについて一通り学び、作品を作れるようになったらポートフォリオを制作しましょう。

    ポートフォリオとは自分の制作物をまとめた作品集のことで、自分の実績や実力を証明する、WEBデザイナーにとって必須のアイテムです。

    転職するにしてもクラウドソーシングなどで案件受注するにしても、スキルレベルを文章だけで証明するのは難しいですがポートフォリオがあれば一瞬でスキルレベルを証明できるのです。

    もちろん、履歴書なども参考までに見られますが、採用側やクライアントが重視するのはポートフォリオです。

    以前弊社でもWEBデザイナーの採用活動をおこなっていましたが、ポートフォリオを持ってきたのは100人中1人でした。

    つまり、ポートフォリオの重要性を認識しているデザイナーは少なく、持っているだけでライバルと差別化できるアイテムなので、必ず作っておきましょう。

    転職・実務に挑戦する

    スキルが身に付いてポートフォリオまでできたら、転職・実務案件に挑戦しましょう。

    最初は怖いかもしれませんが、仕事を取れるようになってくるとその不安も無くなっていきます。

    いきなり転職や大きな案件に挑戦するのが怖い方は、クラウドソーシングサービスのコンペ案件がオススメです。

    コンペ案件は複数の作品の中からクライアントが一番良い作品を選ぶものなので、作品の質が低くてもトラブルになりにくく、比較的楽に応募できます。

    ローリスクで挑戦できる案件もあるので、まずは積極的に挑戦することがポイントです。

    まとめ

    今回は男性でもWEBデザイナーとして、家族を支えられるくらい、あるいはそれ以上の収入を得ながら自由に働ける理由や、働き方の違いを解説しました。

    なんとなくでも、「まずは副業から」「転職したい」「最終的にはフリーランスになりたい」などイメージはできましたか?

    いずれにしても、WEBデザイナーとして稼げるようになるにはスキルを身につける必要があり、スキルを身につける正しいステップがあります。

    ぜひ、今回読んでいただいた内容を参考にWEBデザイナーを目指してみてください。