WEBデザイナーに必要なスキルをインターネット検索すると、「WEBデザイナーになるためには、コーディングも勉強しておきましょう」といった内容の記事が大多数です。
また、多くのWEBデザインスクールのカリキュラムには、デザイン知識やPhotoshopの使い方と一緒に、「HTML・CSS(コーディング)」も含まれています。
そのため、「WEBデザイナーになるには、コーディングスキルも身に付ける必要がある」と考え、頑張って勉強している人は多いかもしれません。
一方、「デザインは好きで楽しいけれど、コーディングはどうも苦手……向いていないみたい」と感じている人も、少なからずいるのではないでしょうか。
本記事は、「WEBデザイナーになりたいけれど、コーディングは向いてない」と感じるあなたに向け、「イキイキと活躍するWEBデザイナーになる方法やコツ」を解説します。
目次
コーディングに向いていないあなたも、WEBデザイナーとして活躍できます
はじめに結論を言うと、WEBデザイナーはコーディングスキルがなくても、無理なく活躍できます。
「コーディングに向いておらず、どうしても作業が苦痛に感じてしまう」
そう感じるあなたも、WEBデザイナーになることを諦める必要はないのです。
しかしこれだけでは、多くの情報と逆のことを言われているようで、すぐに納得できないかもしれませんね。
そこで、コーディングに向いていないあなたが、どのようにすれば、WEBデザイナーとしてイキイキと活躍していけるのか、実例も紹介しながら解説していきます。
コーディングに向いていなくても、WEBデザイナーとして活躍できる3つの方法
コーディングせず、デザインスキルだけでWEBデザイナーとして活躍する方法とは、次の3つ。
- コーディングとデザインを分業する会社に就職する
- コーディングだけ外注する
- デザインのみで稼げる案件を受注する
具体的にどのようにすればよいのか、次に詳しく解説していきます。
方法1_コーディングとデザインを分業する会社に就職する
方法の1つめは、WEBデザイン制作の業務を分業制にしている会社に就職することです。
そうすれば、コーディングは専任の担当者に任せ、思う存分デザイン制作に専念できます。
【デザインだけの求人情報検索例】
求人情報検索サイト「求人ボックス」と「indeed」で、分業制かつ正社員の募集を検索したところ、次のような結果でした。
サイト名 | 検索キーワード | 検索結果件数 |
求人ボックス | WEBデザイナー 分業 | 407件 |
indeed | 167件 |
このように、「分業制」や「WEBデザイナーは、デザインに専念できます」と明記している会社は多くあります。
就職活動する会社を決めるとき、「分業制かどうか」「コーディングスキルも求められていないか」といった条件で探していきましょう。
【デザインスキルだけで活躍している人の実例】
本事例の田中さんは、未経験からスクールでデザインスキルを学び、コーディングとデザインを分業している制作会社に就職。
現在は、デザイン(バナーやチラシ・名刺デザイン)の担当として活躍しています。
就職して1年後、スキマ時間を利用して、デザイン(バナー制作)の副業も始めました。
本業と副業を併せ、多いときで月収40万円にもなったとのこと。
副業の取引先から、自社商品のパッケージ・シール・チラシのデザインも頼みたいと言われており、今後ますますデザイナーとしての幅を広げ活躍されていきそうです。
▼こちらが参考にした動画です
【スキルなし・30代の転職】月収13万円かけもち肉体労働→月収40万円のWEBデザイナーになるまで
方法2_コーディングだけ外注する(フリーランスの場合)
フリーランスの場合は、コーディング込みのWEBデザイン案件を受注したら、コーディング業務をコーダーに外注するという方法があります。
コーディングを専門家に任せれば、安心してデザイン制作に専念できるのです。
外注すると、コーダーへの支払いが発生するため、経費が増加します。
しかし、コーディングにかかる時間をデザイン制作に回し効率UPすれば、コーディング費用以上の収入を得ることも可能です。
【コーディング代行の検索例】
案件を発注・受注できるサイト「ココナラ」と「ランサーズ」で、コーディングを受注している人を検索したところ、次のような結果でした。
サイト名 | 検索キーワード | 検索結果件数 |
ココナラ | WEBデザイン コーディング代行 | 229件 |
ランサーズ | 155件 |
このように、WEBデザインのコーディングだけを受注したい「コーダー」は数多く存在します。
苦手な業務は、無理して抱え込まず、得意な人におまかせしてしまうほうが利益につながりやすくなりますよ。
〈ワンポイントアドバイス〉
受注案件の納期を決めるとき、「コーディングを外注して納品されるまでの期間」を考慮に入れましょう。
クライアントとの信頼関係を築くには、納期を守ることが大切です。
自分が受ける案件の納期は、コーディングの納品が多少遅れることも想定し、余裕を持って設定する必要があります。
参考:ココナラ_WEBデザイン コーディング代行
参考:ランサーズ_WEBデザイン コーディング代行
【デザインスキルだけで活躍している人の実例】
本事例の市川さんは、未経験からスクールでデザインスキルを学び、現在はフリーランスのWEBデザイナーとして活躍しています。
主な受注内容は、バナー・ランディングページ・LINEのリッチメニュー・ホームページ。
幅広くコーディング込みの案件も受注していますが、コーディングは全てコーダーに外注し、自身はデザインに専念しています。
外注費込みでも平均月収は50万円程度あり、最高月収は200万円。
時間にも心にも余裕を持てるようになり、お子さんとの時間を楽しみながら、自由気ままで有意義なフリーランス生活を送っているそうです。
▼こちらが参考にした動画です
【最高月収200万円】離婚直後スキルなしのどん底30代シンママが自由な生活を手に入れた!【WEBデザイン】【在宅ワーク】
方法3_デザインのみで稼げる案件を受注する(フリーランスの場合)
フリーランスの場合、コーディングを含まない「デザインのみの案件」を受注するという方法もあります。
そうすれば、コーディングに全く関わらないため、始めから完了までデザイン制作に集中できます。
コーディング込みの案件と比較すると、デザインのみの場合は、報酬が低めに設定されている場合が多いかもしれません。
しかし、自分でコーディングする労力や、コーディングを外注して納品を待つ時間や費用がゼロになります。
その分、多くの案件を受注したり、比較的手間のかかる高単価案件に挑戦したりすることもできるため、報酬UPも可能なのです。
【デザインのみ案件の検索例】
案件を発注できるサイト「求人ボックス」と「ランサーズ」で、デザインのみの案件発注を検索したところ、次のような結果でした。
サイト名 | 検索キーワード | 検索結果件数 |
求人ボックス | WEBデザイナー 分業 業務委託 | 110件 |
ランサーズ | デザイン制作 〈除外ワード:コーダー ディレクター メンター〉 | 136件 |
このように、WEBデザインの「デザイン」だけを発注したい人は数多く存在します。
近年は、WEBサイト制作にノーコードツールを利用する企業も増えているため、今後、デザインのみの案件数増加も期待できます。
〈ワンポイントアドバイス〉
早めに受注案件の単価をUPしていきましょう
1)クラウドソーシングサイトを利用する場合
できるだけ早く、高単価の案件(ランディングページなど)に挑戦していきましょう。
単価が低く制作時間の短い案件(バナーなど)は、数多く受注すれば、経験値UPにつながるため、未経験から始める第一歩としておすすめです。
しかし低単価の案件は、収入UPにつながりにくく、次第に心身ともに疲れてしまいがちです。
2)自分自身で制作物の料金を設定する場合
初めのうちは、お試し価格として、相場より少し低めの価格設定にし、経験値UPを優先する人が多いかもしれません。
しかし、ある程度注文が取れるようになったら、少しずつ単価を上げていきましょう。
労力に見合う報酬を得るのは、イキイキと働き続けるためにも必要なことです。
参考:求人ボックス_WEBデザイナー 分業_業務委託
参考:ランサーズ_デザイン制作〈除外ワード:コーダー ディレクター メンター〉
【デザインスキルだけで活躍している人の実例】
本事例の阿曽さんは、フリーランスでライティングやコーチングをしながら、独学でWEBデザインを学んでいました。
コーディングがとても苦手で、「これではWEBデザイナーとは言えないな……」と挫折感を味わっていたとのこと。
しかし、スクールでWEBデザインスキルを磨いたことをきっかけに、「コーディングできなくても、WEBデザイナーになれる」と自信を持てるようになりました。
WEBデザインスクールを受講中、早くもホームページやランディングページ制作の依頼を受け、コーチング込みで137万円(デザインのみで97万円)を獲得。
現在はWEBデザイナーとしての自信も加わり、「より一層、自分のやりたいことを形にしていけるようになった」と語っています。
▼こちらが参考にした動画です
独学辞めて収入爆上がり!40代女性が累計137万円の案件達成!受注方法を全て大公開!【WEBデザイン】【独学】
コーディングなしでイキイキと活躍するWEBデザイナーになるコツは、「効果的なデザイン」をすること
コーディングせず、デザインスキルだけでイキイキと活躍するWEBデザイナーになるコツとは、「クライアントの目的に沿った、効果的なデザインを制作できるようになること」。
「効果的なデザイン」とは、ただ美しく整っているだけでなく、「集客」「売上UP」「ブランディング」などにつながるデザインです。
効果的なデザイン制作のスキルを身につければ、デザイナーとしての需要が高まり、安定的な収入も得やすくなります。
また、クライアントの要望に応えられるため、充実感や達成感もより感じられるようになります。
こうした実践で役立つデザインスキルを効率よく身に付けるには、次の2つの条件が必須です。
- 真に現場で役立つスキルだけを学ぶ
- 現役デザイナーから指導を受ける
しかし、これらは独学では難しく、条件に当てはまるスクールを探し出すのも簡単ではありません。
短期間で実践的なデザイン力を身に付けたいなら「日本デザインスクール」がおすすめ
前章で、実践で役立つデザインスキルを効率よく身に付ける条件として、次の2点をお伝えしました。
- 真に現場で役立つスキルだけを学ぶ
- 現役デザイナーから指導を受ける
数あるWEBデザインスクールのなか、この2点を満たしているのが、「日本デザインスクール」です。
日本デザインスクールには、次のような魅力もあり、短期間で即戦力を身に付けたい人には、おすすめのスクールです。
- 卒業後すぐに役立つ実践的なスキルを、45日間という短期間に学べるプログラム
- マンツーマン指導と集団指導のよいところを掛け合わせ、学びの効率とモチベーションUPを実現
- オンライン指導なので、どこでも学習可能
- 進路相談、ポートフォリオ作成支援、実務案件の紹介、卒業生コミュニティなど、スクール卒業後の活躍につながるサービスも多数
実はわたしも、日本デザインスクールで学び、公務員からフリーランスに転職しました。
ここで身に付けたWEBデザインスキルは、ライティング・イラスト・写真編集などにも活かせ、フリーランス生活を充実させてくれています。
「実践で役立つWEBデザインスキルを、効率的に身に付けたい」
「好きなことを仕事にして、仕事もプライベートも充実させたい」
このように感じている人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
コーディングに向いていない人でも、WEBデザイナーとして無理なく十分に活躍できます。
デザインスキルだけでWEBデザイナーとして活躍する方法は、次の3つ。
- コーディングとデザインを分業する会社に就職する
- コーディングだけ外注する
- デザインのみで稼げる案件を受注する
「分業制の会社」「コーディングを受注する人」「デザインのみの案件」は、それぞれ数多く存在します。
そのため、無理に苦手なコーディングをすることなく、デザインだけでも十分活躍可能なのです。
ただし、コーディングなしでイキイキと活躍できるWEBデザイナーになるには、コツがあります。
それは、「クライアントの目的に沿った、効果的なデザインを制作できるようになること」。
こうした実践で役立つデザインスキルを、効率よく身に付ける条件は次の2つです。
- 真に現場で役立つスキルだけを学ぶ
- 現役デザイナーから指導を受ける
この条件を満たすおすすめのスクールは「日本デザインスクール」です。
45日間という短期間で、卒業後すぐに役立つ実践的なスキルを学べるだけでなく、卒業後の活躍につながる魅力的なサービスも多数あります。
「実践で役立つWEBデザインスキルを、効率的に身に付けたい」
「好きなことを仕事にして、仕事もプライベートも充実させたい」
このように感じている人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
