「未経験でもOK。誰でもWEBデザイナーになれる」
こんな広告を目にして、「本当に?」と疑問を抱いたことはありませんか?
WEBデザイナーは今や人気の職種。目指す人は多く、その門戸の広さから「誰でもなれる」と思われがちです。
ですが、「誰でもなれる」の本当の意味を正しく理解している人は少ないかもしれません。
この記事では、多くの方が不安を抱く「きちんと収入が得られるようになるか」というお悩みに寄り添い、「WEBデザイナーになったら誰でも稼げるのか」という視点で、WEBデザイナーになりたい方に役立つ情報をお伝えしていきます。
<この記事でわかること>
- 「誰でもなれる」は「誰でも稼げる」ではない現実と、それでも成功を掴む方法
- 稼げるWEBデザイナーになるための、再現性が高い4ステップ
- 「経験なし・スキルなし・時間なし」からスタートした先輩デザイナーの成功事例
- 「こんな私でもなれますか?」よくいただくご相談TOP5
この記事を読めば、「誰でもなれる」の真意と、WEBデザイナーの夢を叶える道筋がきっと見えてくるはずです。
目次
WEBデザイナーは誰でもなれるわけではないが再現性の高い方法はある
初心者レベルのスキルで稼いでいけるほどWEBデザイナーの仕事は甘くありませんが、未経験からのスタートでも安定した収入を得られるようになる道はあります。
よくあるのが、「誰でもなれる」を「誰でも稼げる」と簡単に捉えて痛い目に合うケース。
明暗を分けるのは、WEBデザイナーになるまでのプロセスです。
正しいプロセスを経て「稼げるWEBデザイナーに必要な要素」を備えた人は、概ね成功します。
それは、多くの受講生を未経験から「稼げるデザイナー」に育ててきた日本デザインスクールが、最も汎用性の高い形で受講生に提供しているノウハウでもあります。
ちなみに「稼げるWEBデザイナーに欠かせない要素」は次のとおりです。
- 高いデザインスキル
- 行動力
- 素直に学ぶ姿勢
- 正しい努力と継続力
- WEBデザイナーになるという覚悟
これらがバランスよく身に付けば、特別な才能がなくても成功することは可能です。
次の章でいよいよ具体的なステップを紹介していきます。
あなたもこの機会に、自分が稼げるデザイナーになる未来を想像してみてください。
10代~90代の累計3,000人が学んだ再現性の高い「稼げるWEBデザイナーになれる4つのステップ」
WEBデザイナーになれば「誰でも稼げるようになる」わけではありません。
成功するには、WEBデザイナーになるまでのプロセスが重要だと前の章でお伝えしました。
ここでご紹介するのは、10代から90代まで幅広い年代の未経験者が成果を上げてきた「再現性の高い4つのステップ」です。
このステップを踏んで努力を重ねれば、「稼げるWEBデザイナー」への道が開けます。
スクール直伝のノウハウをもとにした具体的なステップを順を追って解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
STEP1. 必要なスキルを効率的に習得できるスクールを選ぶ
未経験からWEBデザイナーを目指すなら、必要なスキルを厳選して効率的に学ぶことをおすすめします。
独学では必要な情報を精査するのが難しく、途中で挫折することが懸念されます。
効率的なカリキュラムが用意されたスクールを活用することが成功への第一歩です。
モチベーションと集中力を高く保った状態で学ぶためにも、次の3つを短期集中型で学べるスクールを選びましょう。
- デザイン理論:効果的なデザインを作るための基礎知識。アートではなく、商業用デザインを学びます。
- Photoshopの基本操作:画像の加工や編集に優れたツール。WEBデザイナーが使うのは一部の機能だけなので、限定的に学び効率を上げます。
- コーディングの基礎知識:HTMLやCSSの基礎。コーダーと呼ばれるプロフェッショナルがいるため、コーディングは基礎的な理解だけで十分です。
さらに、他の受講生と共に学ぶ環境であれば、以下のようなメリットがあります。
- 「他人の目」による適度な緊張感で、集中力が高まる
- 仲間と切磋琢磨することでスキルとモチベーションが上がる
- 他の受講生が受けるフィードバックからも学びが得られる
仲間の存在によって学習効果が格段に高まることが期待できます。コミュニティの充実したスクールであれば、そこを大いに活用しましょう。
STEP2. 現役WEBデザイナーによる添削とブラッシュアップを繰り返す
現役WEBデザイナーから直接フィードバックを受け、デザインスキルを上げましょう。
トレンドの移り変わりが格段に早い業界なので、「制作現場の今」を知るプロからの指導を受けることが特に重要です。
また、講師が現役のデザイナーであっても、添削のクオリティが低いと受講生のデザインスキルは上がりません。
「きちんと添削してもらえる」「添削の機会が多い」というのもポイントです。
適切なフィードバックをもらい、ブラッシュアップを重ねることでスキルが実務レベルに磨き上げられます。
卒業生のポートフォリオのクオリティを確認すると、指導レベルが大まかに判断できます。
受講生や卒業生の作品を数多く公開しているスクールを選んでチェックしましょう。
全体の平均レベルが見えてきます。
良し悪しの判断が難しいときには、「見やすい」「わかりやすい」「心が動く(買いたくなる)」をポイントに、消費者目線で作品を見てみましょう。
STEP3. 「採用されるレベル」のポートフォリオを制作する
ポートフォリオとは自らの作品集のこと。
WEBデザイナーにとって、自分のスキルを証明するのに欠かせないアイテムです。
取引先の開拓や採用面接の際は、ポートフォリオの提示を必ず求められます。
作品数よりもクオリティが重視される傾向にあり、未経験でもポートフォリオのクオリティが評価されて採用に至るケースは珍しくありません。
実績がなくてもスキルがあればチャンスが得られるというのは励みになりますよね。
スクールで制作した作品もポートフォリオに掲載できますので、受講期間中に丁寧に作り込んでおきましょう。
応募先企業のテイストに合わせた作品を制作するのもアピールになります。
採用担当者に「うちで活躍してもらえそう」とイメージしてもらえるかどうかがポイントです。
STEP4. 案件獲得のために行動を起こす
スキルを身に付けたら、とにかく行動を起こすことが重要です。
WEBデザイナーになれるかどうかは、あなたの行動力にかかっています。
受講期間中に活動を開始する方も珍しくありません。
「そんなに積極的なタイプではない」という方も安心してください。
まずは周囲に「WEBデザイナーになった」「仕事を探している」と伝えるところから始めましょう。意外と身近なところに仕事のチャンスがあったりするものです。
さらに一歩踏み出して、クラウドソーシングの案件に応募したり、コンペに参加したりしてみるのもいいでしょう。
スクールのネットワークやコミュニティも活用し、人脈を広げていくのも成功への近道です。
すぐ仕事につながらなくても、気落ちせずにできることを続けましょう。
仕事が決まらない期間、ひたすらポートフォリオをブラッシュアップしたりトレースをしたりしてデザイン力を磨いた結果、ホームページデザインの仕事につながったという方もいました。
「歩みを止めない」姿勢を貫けば、新たな出会いやチャンスが巡ってきます。
育休復帰後キャリア降格からの一念発起!未経験の元事務職からWEBデザイナーに転身した先輩が歩んだ道
ここでは、「経験なし・スキルなし・時間なし」の状態から4ステップを経て見事WEBデザイナーに転身を遂げた方の事例をご紹介したいと思います。
「未経験の私でも本当にWEBデザイナーになれるの?」と不安に感じているあなたに、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
今回紹介する先輩デザイナー
日本デザインスクール卒業生:こころさん
前職:会社員(事務職)
現職:フリーランスのWEBデザイナー
仕事と子育てを両立させつつ未経験から成功をつかんだこころさんのストーリーは、多くの人の励みになっています。
会社員からWEBデザイナーへの転身を決意した理由
育休から職場復帰を果たしたこころさんを待ち受けていたのは、以前と同じ環境ではありませんでした。
育児の疲れで思うように働けないもどかしさを抱えるなか、減給とキャリア降格を経験し、「このままでは自分の未来が描けない」と感じたそうです。
さらに、時間に縛られる当時の職場環境では、「将来、子供を3人育てながらでも働きたい」という夢の実現も難しいと判断。
在宅で働く道を模索する中で、WEBデザイナーになることを決意しました。
「仕事×育児×WEBデザイン」時間を捻出して学んだ日々
仕事と子育てを両立するなかでの受講はかなりハードです。
課題に取り組むのは24時を過ぎてから。
それでも「WEBデザイナーになって現状を変えたい」という決意は固く、諦めようとは思わなかったそうです。
「1日の中で時間って探せば作れるものです。どんなに忙しくても時間は作れる!」と語るこころさん。頼もしい限りですね。
ターニングポイントにもなった「成功するためのマインド」
こころさんが成功をつかむきっかけとなったのは、スクールの勉強会での経験です。
それほど積極的な性格ではなく、自分から手を上げるタイプでもなかったころろさん。
勉強会のなかで、先輩が仕事のチャンスをくれたにもかかわらず、自信がなくてチャレンジできなかったことがあったそうです。
その様子を見た講師からの「行動しなければ何も始まらない」という言葉が、こころさんの意識を変えるきっかけになりました。
それ以来「どんなことにも前のめりでチャレンジしよう」と行動し、デザイン案件の獲得に成功。さらに制作チームへの参加も決まり、チャンスが巡ってくるようになりました。
フリーランスWEBデザイナーとしての現在とこれから
現在こころさんはフリーランスのWEBデザイナーとして安定した収入を得ており、
クライアントの信頼も厚く、時には月収100万円を超えることも。
「クライアントさんが喜んでくれるのが何より嬉しいし、相手のビジネスの役に立てていることにやりがいを感じる」とインタビューのなかで語っています。
とはいえ、育児と仕事の両立は困難も多く多忙を極めている様子。
それでも、3人の子供たちとの時間を大切にしながらデザインを楽しんでいるこころさんは、子供が成長するにつれ、さらに多くのプロジェクトに挑戦できるよう準備を進めています。
成功の鍵は「スキル × マインド」
こころさんの事例から学べるのは、「仕事×育児×WEBデザインスクール」という厳しい学習環境にあっても、正しいプロセスを経ればWEBデザイナーとして稼げるようになるということです。
「稼げるデザイナー」に必要なのは、センスでも特別な才能でもありません。
こころさんはインタビューのなかで、幾度となく「マインド」という言葉を使っています。
スキルを習得したあとにマインドが備わったことで成功につながりました。
こころさんから学ぶ成功に必要なマインド
- 素直に学び、成長しようという姿勢
- 行動力と継続力
- 諦めない心
マイペースなこころさんは、WEBデザイナーになってすぐ稼げるようになったわけではありません。
諦めずに努力を続ける大切さを、こころさんの経験が証明しています。
「こんな私でもWEBデザイナーになれますか?」お悩みTOP5にお答えします
最後に、まだ「私でもWEBデザイナーになれるのかな」と不安を感じている方のために、これまでに日本デザインスクールに寄せられた多くの質問や相談から、特に多かったお悩みTOP5をQ&A形式でお答えしていきます。
- 学歴や資格がない
- デザインセンスや絵心が全くない
- 前職・現職がWEBデザインとは無関係な職種
- 育児や介護に忙しく、時間を確保することが難しい
- チャンスがあるのは若い人ばかり?年齢の壁が気になる
学歴や資格がない
WEBデザイナーは、スキルさえあれば学歴に関係なく活躍できる職種です。資格についても、必須ではありません。
資格を持っていても仕事の獲得や転職に有利になることは少なく、むしろ実務スキルやポートフォリオのほうが重要視されます。
資格取得を目指すよりも、ポートフォリオの制作やブラッシュアップなど、即戦力となるスキルを磨くことに時間を使うほうが成功の近道です。
デザインセンスや絵心が全くない
「センスがない」「絵が下手」と悩む方も多いですが、WEBデザイナーはアートセンスや絵心よりも 商業デザインの知識とスキル が求められる仕事です。
具体的には次のスキルを磨けば大丈夫です。
- デザイン理論:構図、配色、フォント選びなど、理論に基づいた判断ができるようになる
- ツール操作:Photoshopの基本操作を覚え、不自由なく制作できるようになる
また、WEBデザイナーはイラストを描く仕事ではありません。
実際、プロのWEBデザイナーにも「絵を描くのは苦手」という人はたくさんいますので安心してくださいね。
前職・現職がWEBデザインとは無関係な職種
「未経験から本当になれるの?」という声をよく聞きますが、WEBデザイナー志望者の多くが異業種出身です。
これまで日本デザインスクールを卒業した3,000人以上の方々も、未経験からスタートした人が大半です。
むしろ、異業種で培った経験はWEBデザイナーとしての「強み」になります。
(異業種経験をアピールポイントにする例)
- 事務職出身:資料作成のスキルが高い
- 販売職出身:ユーザー視点に立ったデザインができる
- エンジニア出身:システム理解を踏まえたデザインができる
これまでの経験をあなたの強みや個性として活かしましょう。
育児や介護に忙しく、時間を確保することが難しい
「時間がない」と感じる方は、1日の中で少しずつ作業時間を確保する方法を考えてみてください。
たとえば、卒業生のこころさんも、育児で忙しい中で夜の数時間をデザイン制作にあてていました。
<おすすめの取り組み方>
- 1日1時間だけでも確保する:早朝や子供が寝た後など、スキマ時間を活用する
- スマホでも学べる環境を整える:学習動画や参考資料をどこでも見られるようにする
- 家族や周囲の協力を得る:理解を得て作業時間を捻出しやすくする
まとまった時間を確保できなくても、コツコツと準備を進めておけば、仕事をする環境が整ったときにチャンスを掴むことができます。
チャンスがあるのは若い人ばかり?年齢の壁が気になる
WEB業界は若い人が中心となって活躍しているイメージがあるかもしれませんが、WEBデザイナーはスキルがあれば仕事獲得に困ることはありません。
40代、50代からWEBデザイナーを目指して、現在活躍されている卒業生も少なくありません。
年齢を重ねているからこそ、これまでの経験や培ってきた人脈が活かせる可能性も高いのです。
ぜひ前向きな気持ちでチャレンジしていただきたいです。
まとめ
「WEBデザイナーは誰でもなれる?」という疑問にお答えする形で、この記事では「WEBデザイナーになったら誰でも稼げるようになるのか」という視点で実状や可能性について解説をしてきました。
稼げるWEBデザイナーになるのは簡単ではありませんが、多くの成功者が辿った再現性の高いプロセスを経れば、あなたもきっとWEBデザイナーとして活躍できるはずです。
ポイントをおさらいしておきましょう。
WEBデザイナーとして稼ぐためには、以下の4つのステップが効果的です。
再現性の高い成功への4ステップ
- 必要なスキルを厳選して習得できるスクールを選ぶ
- デザイン理論、Photoshopの基本操作、コーディングの基礎知識を効率的に学ぶ
- 集中力を維持しやすい短期プログラムで、仲間と切磋琢磨しながら学ぶ
- 現役WEBデザイナーによる添削とブラッシュアップを繰り返す
- 実務経験豊富な講師からのフィードバックを受け、デザインスキルを向上させる
- 「採用されるレベル」のポートフォリオを制作する
- 質の高い作品をポートフォリオにまとめ、自分のスキルをアピールする
- 案件獲得のために行動を起こす
- 人脈、クラウドソーシング、コンペなどを活用し、自ら積極的に仕事を取りに行く
- 人脈、クラウドソーシング、コンペなどを活用し、自ら積極的に仕事を取りに行く
こころさんの成功事例にあったように、WEBデザイナーになるためには「行動」と「継続」が不可欠です。
誰でもすぐに稼げるわけではありませんが、正しい方法で努力を重ねれば、未来は必ず変えられます。
もし「私にもできるだろうか」と不安に思うなら、その不安を行動で解消しましょう。
この記事を参考に、まずは一歩を踏み出してみてください。
スキルを身につけ、挑戦を続けることで、あなたも稼げるWEBデザイナーとして活躍できる日が来るはずです。